角田裕毅、有望発進!フェルスタッペンに0.1秒差―RB21初走行…最速はノリス / F1日本GP 2025《FP1》結果と詳報

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2025年F1世界選手権第3戦日本グランプリが4月4日に開幕。金曜日に行われたフリー走行1回目では、マクラーレンのランド・ノリスが1分28秒549を記録し、セッション最速をマークした。母国グランプリで強豪レッドブルからの初レースを迎える角田裕毅は、僚友マックス・フェルスタッペンに0.107秒差の6番手と、有望なスタートを切った。

RB21との格闘、角田が見せたポテンシャル

セッション中、角田は最終シケインで挙動の乱れるRB21と格闘するシーンを見せながらも、徐々に安定したペースを発揮。フェルスタッペンに肉薄した。チームが早々にエンジンマップを調整し、予選想定の出力を試した可能性もある。

プラクティスでのタイムに大きな意味はないが、それでもなお開幕2戦でリアム・ローソンが同様の走りを見せたことはなく、十分に有望な兆候といえる。

ホーナー評価「エンジンモードは同じ」

平川亮がアルピーヌで初陣

注目を集めたもう一人は、アルピーヌのリザーブドライバーとしてFP1に出走した平川亮。愛娘と共同デザインした特製ヘルメットを被り、ジャック・ドゥーハンに代わってステアリングを握った。

A525を巧みに操り、チームメイトのピエール・ガスリーを0.153秒上回る12番手タイムを記録。印象的なアルピーヌF1走行デビューを飾った。FP2以降はドゥーハンがコックピットに戻る。

ノリスがトップ、ラッセルのロングランが示唆する1ストップ

土曜夜の降雨が予想される中、金曜の鈴鹿サーキットは晴天に恵まれ、日本時間11時30分からのオープニングセッションは気温14℃、路面温度35℃のドライコンディションでスタートした。

ソフトタイヤでのアタック中に最終シケインで縁石に乗りすぎ、グラベルにタイヤを落とす場面もあったノリスだが、2連勝中のMCL39のポテンシャルを活かしてトップタイムを記録した。一方で、チームメイトのオスカー・ピアストリは15番手でクルマを降りた。

メルセデスのジョージ・ラッセルは、セッション前半に全体をリードし、最終的にノリスに0.163秒遅れの2番手。ミディアムタイヤで最多の23周を走破し、日曜決勝での1ストップ戦略を感じさせた。

前戦中国GPで技術規則違反により失格となったフェラーリ勢は、シャルル・ルクレールが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手と続き、良好なスタートを切った。

サインツ、旧チームの“癖”が抜けず…ウィリアムズガレージを通過

カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、セッション中にピットインの指示を受けたものの、フェラーリ時代の癖が抜けなかったのか、誤ってウィリアムズのガレージを通り過ぎる場面があった。とはいえ、パフォーマンス面はまずまず。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に次ぐ10番手タイムを記録した。

角田を引き抜かれたレーシング・ブルズは、アイザック・ハジャーがフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に続く8番手をマーク。開幕2戦での成績不振に伴いレッドブルから降格したリアム・ローソンは、チームメイトから0.311秒遅れの13番手でセッションを終えた。

アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は、セッション中盤にヘアピンでフロントタイヤをロックさせ、そのままグラベルに飛び出す場面があったものの、大きなトラブルなくコースへ復帰。最終的に11番手タイムを記録し、まずまずの滑り出しを見せた。アントネッリも同じようにヘアピンの洗礼を受けた。

一方で、小松礼雄率いるハースは厳しい状況に直面した。オリバー・ベアマンが18番手、エステバン・オコンが19番手にとどまり、クルマの調整が思うように進んでいない様子をうかがわせた。


FP2は日本時間4月4日(金)15時から1時間の日程で開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2025年F1第3戦日本GPフリー走行1(FP1)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:28.549 23
2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:28.712 +0.163 28
3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:28.965 +0.416 26
4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:29.051 +0.502 24
5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダRBPT 1:29.065 +0.516 22
6 22 角田裕毅 レッドブル・ホンダRBPT 1:29.172 +0.623 24
7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーチン・メルセデス 1:29.222 +0.673 24
8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ・ホンダRBPT 1:29.225 +0.676 27
9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:29.284 +0.735 27
10 55 カルロス・サインツ ウィリアムズ・メルセデス 1:29.333 +0.784 27
11 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:29.392 +0.843 24
12 62 平川亮 アルピーヌ・ルノー 1:29.394 +0.845 23
13 30 リアム・ローソン レーシングブルズ・ホンダRBPT 1:29.536 +0.987 27
14 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ・ルノー 1:29.547 +0.998 23
15 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン・メルセデス 1:29.708 +1.159 24
16 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:29.758 +1.209 24
17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー・フェラーリ 1:30.023 +1.474 20
18 87 オリバー・ベアマン ハース・フェラーリ 1:30.077 +1.528 16
19 31 エステバン・オコン ハース・フェラーリ 1:30.123 +1.574 20
20 5 ガブリエル・ボルトレート ザウバー・フェラーリ 1:30.147 +1.598 26

コンディション

天気晴れ
気温14℃
路面温度35℃

セッション概要

グランプリ名 F1日本GP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 鈴鹿サーキット
設立 1962年
全長 5807m
コーナー数 18
周回方向 時計回り

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