
ローソンの電撃降格「これがレッドブル」とサインツ、”常套手段”と動じず&我関せず
2025年F1シーズンの開幕からわずか2戦でリアム・ローソンを降格させたレッドブルの決定について、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、ミルトンキーンズのチームの常套手段であり「何も目新しくはない」と語った。
レッドブルのジュニアプログラム出身者として、マックス・フェルスタッペンと共に2015年にトロロッソからF1にデビューしたサインツは、2017年までの3シーズンにわたってレッドブルのセカンドチームでレースを戦った経験を持つ。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
スクーデリア・トロロッソのテクニカル・ディレクターを務めるジェームズ・キー、カルロス・サインツ、マックス・フェルスタッペン、フランツ・トスト代表、2015年11月26日F1アブダビGP
F1第3戦日本GPを前にした角田裕毅とローソンの交代についてサインツは、ニヒルな笑みを浮かべながら「別に何も目新しいものじゃないよ!これがレッドブル、これがレッドブルのやり方なんだ。ずっとそうだった」と語り、同チームの典型的なやり口だと指摘した。
「F1に来てからの10年間、何度もこういう状況を目にしてきた。ある日チャンスが巡ってきても、期待通りにやれなければ、次の日には降格だ」
「レッドブルは、そういうチームなんだ。だから、僕にとってはまったく新しい話じゃない」
実際、レッドブルはこれまでにも短期間でドライバーラインナップの変更を繰り返しており、2016年には開幕4戦でダニール・クビアトを降格させてフェルスタッペンを昇格させ、2019年にはピエール・ガスリーを12戦で降格させた過去がある。
今回の電撃交代人事については、サインツと契約しなかったツケをレッドブルが払っているとの指摘もあるが、当の本人は特に関心を示さなかった。
セルジオ・ペレスの去就が注目された昨シーズン、サインツは多くの識者から後任に最もふさわしいドライバーとしてその名が挙げられていたが、レッドブルが実際にオファーを出した形跡はない。
「みんなからそう言ってもらえるなら悪い気はしないけど、正直、僕は将来性という点でも、今の環境に満足しているから、どうでもいいかな。ウィリアムズと一緒に、どこまでいけるのか、楽しみなんだ」と語り、レッドブルへの未練は一切ない様子を見せた。
Courtesy Of Williams
談笑するウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツ、2025年3月21日(金) F1中国GPスプリント予選日(上海インターナショナル・サーキット)