
間違いなくナンバー1になれる─マルコ断言、角田裕毅に寄せる“将来のエース”としての期待
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは角田裕毅について、将来的に「ナンバー1ドライバー」になり得る存在と高く評価した。日本グランプリを目前に控えたタイミングでのこの発言は、角田のトップチーム昇格に対する期待の大きさを如実に物語るものと言える。
「もちろん、そうだ」マルコが断言した角田の可能性
オーストリア紙『クライネ・ツァイトゥング』のインタビューでマルコは角田について、F1におけるナンバー1ドライバーという役割を将来的に担うことができる存在だと考えているのか?との質問に「もちろん、そうだ」と答えた。
「彼は冬のオフシーズンを経て、素晴らしいパフォーマンスを見せている。開幕2戦での結果が振るわなかったのは、チームの戦略ミスが原因だった。あれがなければ、もっと上位に食い込んでいたはずだ」と述べ、角田の実力を高く評価した。
また、角田がメンタル面で大きく成長を遂げたことにも触れ、「マネジメントを変更し、精神的にも成熟した。もともと自信に満ちたドライバーではあったがね」と語り、レッドブルの一員として戦う準備が整っているとの認識を示した。
一方で、角田がレッドブルでの初陣となる日本GPでの表彰台獲得を口にしたことについては、「私としては、マックスが表彰台に上がってくれればそれで十分なんだが…でもまあ、どうなるか見てみようじゃないか」とコメント。“らしい”姿勢も見せた。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
無数のカメラが向けられる前でファンにサイン対応をする角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年4月3日(木) F1日本GPプレビュー(鈴鹿サーキット)
こうした期待の高さから、すぐにでも角田に電話を入れ、激励したのかと思いきや、少なくとも日本GPの開幕前日の時点で、マルコは直接連絡していないようだ。
角田は、「意外なことに、彼からはまだ何も連絡をもらっていません。かなり珍しいことですが」と明かし、F3時代からF1昇格まで一貫してマルコと連絡を取り合ってきた経緯を踏まえ、「なぜか今回は連絡がありませんでしたが、関係は良好ですし、レッドブルに昇格したことに彼がどのような反応を見せるのか、楽しみです」と付け加えた。