ハースF1チームのピエトロ・フィッティパルディ、2022年3月9日バーレーン・インターナショナル・サーキットにて
Courtesy Of Haas

ハース、機材到着もF1バーレーンテスト開始に間に合わず…フィッティパルディが1発目を担当

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貨物機の到着が遅れた事で、ハースF1チームは3月10日(木)開幕のF1バーレーンテスト開始時刻に間に合わず、初日午後のセッションからの走行を目指す。

積み込みが予定されていた貨物飛行機がトラブルによりトルコ・イスタンブール空港で足止めとなった事で、今季型F1マシン「VF-22」を含むハースの機材の到着が遅れていた。

チームはテスト開幕を翌日に控えた3月9日(水)、前日の夜遅くに機材がサーキットに到着した事を明かし、初日午後のセッションからのコースインを目指すと説明した。

また、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け契約解除となったニキータ・マゼピンの代わりに、まずはリザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディが一発目の走行を担当すると発表した。

ライバルチームは木曜のテスト開始に向け、月曜日から準備に取り組んでいる。つまり準備に3日間を要しているわけだが、テスト開始までにハースに許された作業時間は僅か1日しかない。

なおマゼピンの後任ドライバーに関してはまだ発表されておらず、アントニオ・ジョビナッツィとニコ・ヒュルケンベルグが有力視されている他、デンマーク方面では一昨年まで米国カナポリスのチームに所属していたケビン・マグヌッセン復帰の可能性が報じられるなど、混沌とした状況となっている。