2022年FIA-F2選手権バーレーンテストでハイテックGPのマシンを駆るユーリ・ビップス、2022年3月3日バーレーン・インターナショナル・サーキットにて
Courtesy Of Formula Motorsport Limited

ハースF1に続き、F2参戦のハイテックもウラルカリとの契約を解除

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ハースF1チームに続き、FIA-F2選手権に参戦するハイテックGPがロシア・ベレズニキに本拠地を置く化学肥料企業、ウラルカリ社とのスポンサー契約を即時解除した。

マーカス・アームストロングとユーリ・ビップス擁するハイテックGPは3月8日(火)に声明を発表し「ウラルカリとのスポンサーシップ契約を即時終了することを決定した 」と述べた。

「他のモータースポーツコミュニティと同様、我々もウクライナ侵攻にショックを受け、悲しみに包まれている。進行中の紛争が速やかに、かつ平和的に終結することを願っている」

バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた先週の公式テストでは、既にハイテックのマシンからウラルカリのブランディングが取り除かれていた。

ロシア軍によるウクライナ侵攻を経て2022年のF1シートを失ったニキータ・マゼピンの父、ドミトリーが所有するウラルカリは2018年にハイテックの過半数株を取得したものの、チーム創設者のオリバー・オークスは先週、マゼピンが持つ全ての株式を買い戻した。

ニキータ・マゼピンはF1へとステップアップする前年のF2をハイテックで過ごした。