F1バーレーンGPを走るザウバーC37
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ザウバー、エリクソンの久々の入賞に歓喜「凄く嬉しい!この先のレースが楽しみ」

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現地8日(日)に行われたF1第二戦バーレーンGP決勝を終えて、アルファロメオ・ザウバーのマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレールがレースを振り返った。エリクソンは見事戦略がハマり9位入賞を果たしポイントを獲得、ルクレールは14位完走という結果だった。

チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「マーカスにとって最高の成果。シャルルも良い仕事をした。冬の間中、懸命に作業を続けてきたチーム全体、現場にいるスタッフ、ファクトリーで働くみんな全員の努力が報われた」と述べ労をねぎらった。

ザウバー:F1バーレーンGP決勝を終えて

マーカス・エリクソン決勝: 9位

久しぶりに入賞できて最高の気分だよ。アルファロメオとの新しい章が始まったばかりのシーズン序盤だしね。現場とファクトリーにいる全員の努力が報われたよ。あのタイヤと燃料でレース最後まで走るのはハードだったけど、戦略が良かったね。これを成し得るためにはドライバーとしてのクレバーさと、タイヤを使い過ぎないように気をつける事が必要だった。

チームは素晴らしい努力をしてくれた。本当に凄くうれしいし、すごく満足してるよ!この良い流れのままこの先のレースに挑めることを楽しみにしてる。

シャルル・ルクレール決勝: 14位

チームのモチベーションが高まるレースになった。今週末はずっと全力投球してきたし、マーカスが良いレースをした事で2ポイントを獲得することができた。でも、僕は自分のリザルトには完全に満足しきれてない。

序盤にフラットスポットで苦しんだからリスクの高い戦略を取ることにしたんだ。ミディアムタイヤを履いたんだけど、期待してた程もたなかったんだ。原因を調べてる。必ずやこの経験から学んでみせるよ。

とは言っても、チーム全体にとって実りあるレースになったよ。来週、中国でまた戦えることを楽しみにしてる。


優勝候補が続々と脱落する波乱のレースを制したのはポールシッターのセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。性能低下したソフトタイヤを上手く労る事で見事な1ストップレースを披露した。2番手にはバルテリ・ボッタス(Mercedes)、3番手にはルイス・ハミルトンが続いた。

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