跳馬に先行許したメルセデス「タイヤ性能を引き出せるかどうかが予選の鍵」
2018年F1バーレーンGP金曜フリー走行を終えて、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがコメントを発表した。初日セッションはスクーデリア・フェラーリ勢が1-2を決め、ボッタスが0.563秒遅れの3番手、ハミルトンが0.655遅れの4番手という結果だった。
現地夕刻からのFP2では、ボッタスがミディアムとスーパーソフト、ハミルトンがソフトとスーパーソフトを履きロングランを行った。テクニカル・ディレクターのジェームス・アリソンは、パフォーマンスという点では最善とは言えないが信頼性に問題はなく、予選と決勝に向けて改善作業を続けていく、と初日を振り返った。
メルセデス:バーレーンGP初日を終えて
バルデリ・ボッタスFP1: 2位, FP2: 3位
セッション毎に路面状況が大幅に改善するから、バーレーンは大変だよ。ラップ毎にグリップが上がるし、マシンバランスもどんどん変わるんだ。次のセッションに向けて常に予想を立てなきゃならないし、もっと言えば、次のランについても色々見積もらなきゃならないんだ。
これは明日も変わらず同じだろうね。今日の目標は柔らかい方のタイヤを上手く機能させる事だった。ソフトと同じ様にスーパーソフトを上手く使うことができたよ。如何に上手くタイヤを使いこなせるかが、明日に向けての鍵を握ると思う。マシンの感触は悪くないけど、もっとペースを見つけないとならない。特にシングルラップでのね。やるべき事が残っているよ。
ルイス・ハミルトンFP1: 5位, FP2: 4位
特に変わったことはなかったよ。全てのプログラムを消化できたし。全チームがすごく接近してるように見えるね。やるべき事、試してみるべき事があるのは間違いない。まずはそれをやってみて、どうなるかを見てみるつもりだよ。
タイヤは良かった。ここ数年はずっとそうだったけど、ここでのタイヤの感触はずっと良いんだよね。安定しているし、デグラデーションも少ないし。コースは唯でさえ最高だし、夜は本当に素晴らしい。バーレーンのホスピタリティは何処にも負けないレベルだし、滞在してて楽しいし、仕事をするにも最高の場所だよ。
F1バーレーンGP三回目のフリー走行は日本時間7日(土)21時から、公式予選は8日(日)0時からバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。昨年の予選はバルテリ・ボッタス(Mercedes)がキャリア初ポールを獲得、2番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが強さを見せた。