モニターを見つめるホンダF1の田辺豊治
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ホンダF1、FP2で混戦制し7番手「エンジンのセッティングを煮詰めた最良の一日」

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2018年F1バーレーンGP金曜フリー走行を終えて、ホンダF1プロジェクトの現場を統括する田辺豊治テクニカル・ディレクターがコメントを発表した。イベント初日の6日金曜、ピエール・ガスリーが両セッションでトップ10圏内に食い込む印象的な速さを見せつけた。

ホンダF1:バーレーンGP初日を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

メルボルンから2週間が経ち、我々はメルボルンよりも典型的なコースであるバーレーン・インターナショナル・サーキットでレースを行います。予選と決勝レースは日中と比べてはるかに気温が低い夜間に行われるため、ここサクヒールはもはやパワーユニットに厳しいサーキットとは言い難いものとなりました。

とは言え、今でもエンジニアにとっては学びの多い場所です。FP2は土曜の予選と日曜の決勝のコンディションに近いため、これらを想定した上での評価が必要とされます。エンジンセッティングを煮詰められたという点で、素晴らしいセッションでした。予定していたプログラムはスムーズに進み、全体としてチームにとって実り多い1日となりました。


F1バーレーンGP三回目のフリー走行は日本時間7日(土)21時から、公式予選は8日(日)0時からバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。昨年の予選はバルテリ・ボッタス(Mercedes)がキャリア初ポールを獲得、2番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが強さを見せた。

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