水漏れトラブルを抱えたルノーF1、2台ともがトップ10入りの大活躍 / 2017年F1スペインGP初日コメント
2017年F1スペインGP初日を7番手と8番手で終えたルノーF1チーム。スポーツ・ディレクターを務めるアラン・パーメインは、期待通りのペースが確認できたと語り、セッション初日を上々の立ち上がりで締めることができたとの認識を示した。
ジョリオン・パーマーに代わって、午前の1回目のフリー走行に参加したセルゲイ・シロトキンは、水漏れトラブルのため10周の走行に留まった。ニコ・ヒュルケンベルグは午前中に24周、午後に40週ものラップを重ね、印象的なパフォーマンスによって7番手を記録している。
ルノーF1:スペインGP初日を終えて
ニコ・ヒュルケンベルグ
FP1: 9位, FP2: 7位
「僕らにとっては手堅い金曜日になったよ。いつも通りのプログラムをこなせたから、特にドラマはなかったよ。明日の予選に向けて改善のために取り組んでいるエリアがあるんだけど、どこに隠されたペースがあるのかは分かってる。今日はグリップを見つけるのが本当の大変だったから、良いペースが残せたことに驚いてるんだ。明日と決勝レースでも今日と同じように上手くやることができれば、僕らにとって良い週末になるかもね」
ジョリオン・パーマー
FP2: 8位
「(シロトキンにシートを譲ってしまったので)午前中は座って見てるだけだったから、午後に車で走れたのは良かったよ。ソフトタイヤの時はバランスがいいからマシンの感触も良いんだけど、ミディアムは全然良くなかったね。問題なく周回をこなせた生産的なセッションになったよ。エンジニアと一緒に改善しなきゃならないところがあるけど、全体的には堅実なフリー走行になった」
セルゲイ・シロトキン
FP1: 19位
「すごく短い走行時間になっちゃったけど、予選や決勝で問題が出ちゃうよりはマシだよね。少なくとも今回はソチの時よりもたくさん走れたし!車は良い感じだったし、走れている間にやるべきことはできたよ。もちろん次回走る時は問題のないセッションを期待してるけど、ガレージの皆が懸命に作業してくれたってことは分かってるさ」
2017年F1第5戦初日の結果については、スペインGP《FP1》結果、スペインGP《FP2》結果をそれぞれ参照あれ。3回目のフリー走行は日本時間13日(土)18:00に幕を開ける。