ダニール・クビアト、前年メキシコGP以来のQ3で今季最高位の8番手「このチャンスを活かしたい」
アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、31日に行われたF1エミリア・ロマーニャGP予選で、昨年のメキシコGP以来となるQ3ラウンドに進出し、今季予選ベストの8番手を獲得。セッションを振り返って「このチャンスを活かしたい」と語り、ポイント獲得に向けて強い意気込みを示した。
ここ数年のクビアトは、上手くいっても予選Q2止まりという状況から抜け出せずにいた。過去28レースにおいてQ3に進出したのは僅か2回のみだ。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | 周 |
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7 | ルクレール | フェラーリ | 1:15.123 | 1:15.017 | 1:14.616 | 20 |
8 | クビアト | アルファタウリ | 1:15.412 | 1:15.022 | 1:14.696 | 21 |
9 | ノリス | マクラーレン | 1:15.274 | 1:15.051 | 1:14.814 | 17 |
前年メキシコGP以来のQ3で今季最高位の8番手
ダニール・クビアト予選: 8位, FP1: 8位
予想通り、今朝のプラクティスは慌ただしかった。リズムを掴むために、走行を重ねて様々なことを試した。予選は僅差の戦いで、あと0.15秒縮める事が出来ていればもっと良い結果になったと思うけど、それでも自分のラップには満足している。
今日はトラックリミットに細心の注意を払わなきゃならなかった。僕は今でも、ワイドに膨らんでしまうとグラベルの餌食になってしまう昔ながらの古典的なサーキットが好きだ。Q3になってようやく限界ギリギリまで攻める事ができた。
8番手スタートだからチャンスがあると思っているし、このチャンスを最大に活かせるよう、明日の決勝ではベストを尽くして戦うつもりだ。
ポールポジションは今季4度目の予選最速を刻んだバルテリ・ボッタス。2番手にはルイス・ハミルトンが続き、メルセデスがフロントローを独占した。対照的に2列目にはホンダ勢が並び、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手にピエール・ガスリー(アルファタウリ)が並ぶ。
2020年F1エミリア・ロマーニャ・グランプリの決勝レースは、日本時間11月1日(日)21時10分にスタート。1周4,909mのイモラ・サーキットを63周する事でチャンピオンシップを争う。