動画:山本尚貴、ビデオメッセージでファンにF1初走行の報告
トロロッソ・ホンダでのF1デビュー走行を終えた山本尚貴が、ビデオメッセージを通してファンに想いを伝えた。ピエール・ガスリーに代わってFP1でSTR14をドライブした山本尚貴は、初のF1マシンでの走行にも関わらず、チームメイトのダニール・クビアトに1000分の98秒と迫る17番手タイムをマークした。
注目の初ラップは1分38秒515。その後は2ラップ目に34秒836、3ラップ目に34秒179と、少しずつタイムを削っていった。チームからの「車のバランスはどう?」との無線に対しては「アンダーステアが出ていて、最終シケインの侵入の際にブレーキがロックしやすい」と報告。期待された仕事をこなした。
ミディアムタイヤで15周を走行した後、一旦ピットインして、セッション後半に向けてソフトタイヤへチェンジ。最終的に32秒018にまでタイムを伸ばし、”鈴鹿マイスター”の名に相応しい印象的な走りを披露した。
ついにF1デビューを果たした尚貴さんから、ファンの皆さんにメッセージが届いています。🙌
たくさんの声援、ありがとうございました。#F1 #JapaneseGP 🇯🇵 #F1JP pic.twitter.com/ajb8OQ2DrF
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) October 11, 2019
「皆さんこんにちは。今日ようやくF1マシンに乗ることができ、無事にFP1を走り終えることができました。すべての瞬間が僕にとって初めての経験で、非常に良い時間を過ごさせて頂きました。チームの皆さんが助けてくれたおかげで、最後まで走りきることができました」
「タイムシートの下位に沈んでしまいましたし、ダニールに対しても負けてしまったんですけども、非常に良い経験を積むことができましたし、チームにも良いデータを残すことができたかなと思ってます」
「皆さんの応援のおかげで、ここに立つことができ、また、走る事が出来ました。皆さん、応援ありがとうございました。これからも引き続き応援よろしくお願いします。トロロッソとホンダのこれからの幸運を祈ってます」