Courtesy Of Toyota Motorsport GmbH
ル・マン初優勝のトヨタ、第39回日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞を受賞
第39回 2018–2019日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考が7日に行われ、WEC世界耐久選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racingが実行委員会特別賞を受賞した。昨年の第38回COTYでは、アジア人として初めてインディ500を制した佐藤琢磨が同賞を受賞。日本のモータースポーツ界の雄が2年連続で高い評価を受ける事となった。
トヨタは、今年6月16日から17日に開催されたFIA世界耐久選手権第2戦「ル・マン24時間レース」において、中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソの8号車TS050 HYBRIDがトップチェッカー。2位にはチームメイトの7号車が続き、1-2フィニッシュを飾った。トヨタとしては悲願のル・マン初優勝。圧倒的な強さを見せての勝利が高く評価された。
トヨタ・ガズーレーシングと並び、本田技研工業株式会社の「HONDA N−VAN」も同賞に選出された。商用車であるためイヤーカーのノミネートからは外れたものの、助手席側のセンターピラー排除により実現した大きな開口部や、助手席までフルフラットになる室内など、ビジネスユースではもちろん、工夫次第で趣味などに使うパーソナルカーとしての実力も高く、軽自動車の世界を大きく広げた点が評価された。