フェルスタッペン、連続ポールで圧倒─角田は”邪魔連呼”のQ2で敗退 / F1アメリカGP 2025《予選》結果と詳報

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2025年F1第19戦アメリカGPの本予選が現地10月18日に行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスプリント予選に続き、今季7回目のポールポジションを獲得した。チームメイトの角田裕毅は13番手でQ2敗退に終わった。

直前のスプリントでポール・トゥ・ウインを飾ったフェルスタッペンは、Q3の1回目のアタックで後続に0.394秒差をつけて暫定トップに立った。最終ラップではコースインが遅れ、計測を開始する前にチェッカーフラッグが振られてしまった。それでも、築いたギャップはポールを守るに十分で、ランド・ノリス(マクラーレン)を0.291秒差で振り切った。

立て直したフェラーリと、苦しみ続けた選手権首位

フェラーリ勢はQ3の1回目のアタックで揃ってミスを犯した。ルイス・ハミルトンはターン1でロックアップ、シャルル・ルクレールは最終コーナーで360度スピンを喫した。それでも最終アタックをまとめ、ルクレールは3番手、ハミルトンは5番手をマークした。両者の間にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が4番手で割って入った。

選手権リーダーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、スプリントでのクラッシュを経て、修復されたマシンで臨んだ。Q1は11番手、Q2は8番手通過とセッションを通して苦戦。マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、「正直、通常のような十分な準備はできなかったと思う」と語り、マシンが万全の状態でない可能性を示唆した。

最終的にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を0.030秒差で抑えるのが精一杯で、6番手に甘んじた。

波乱の幕開け、ハジャーが赤旗事故

直前のスプリントに続き、Q1は波乱の幕開けとなった。残り14分51秒、アイザック・ハジャー(レーシング・ブルズ)がバリアに突っ込み、赤旗中断となった。コックピットの中でステアリングを激しく叩き、悔しさを露わにした。

角田、スプリントの勢い活かせず

スプリントでの逆転入賞とは裏腹に、角田にとっては厳しい予選となった。Q1の1回目のアタックでは、フェルスタッペンから0.632秒遅れに。2回目のアタックでは自己ベストを更新したものの、トップ通過のフェルスタッペンとの差は0.728秒に拡大した。

結果的に14番手でQ2進出を果たしたが、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)のタイム抹消や、ハジャーのクラッシュがなければ、Q1敗退に終わっていた可能性が高い。

Q2の最初のラップでも、フェルスタッペンから0.765秒遅れの暫定13番手にとどまり、無線を通して「コーナーでスロー走行してローソンが故意に邪魔をした」と不満を訴える場面もあった。

続く最終アタックでは自己ベストを更新できず、13番手でQ2敗退。最終セクターでトラフィックに巻き込まれた際には「ブロックされた!」と再び無線で苛立ちを爆発させた。その相手は、元チームメイトのピエール・ガスリー(アルピーヌ)だった。

明暗分かれた中団3チーム

大規模アップグレードを投じたハースは2台で明暗が分かれた。オリバー・ベアマンは今季4回目となるQ3進出を果たして8番グリッドを持ち帰ったが、エステバン・オコンは17番手に沈んだ。

ウィリアムズとアストンマーチンも同様だった。スプリントを3位フィニッシュしたカルロス・サインツは9番手につけたものの、アルボンはターン15のトラックリミットにより8番手タイムが抹消され、19番手に終わった。フェルナンド・アロンソは10番手に食い込んだが、ランス・ストロールは18番手に沈んだ。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はスプリント予選で2列目を確保したが、本予選ではQ3に0.096秒届かず11番手に甘んじた。12番手には、0.026秒差でリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)が続いた。

アルピーヌ勢はダブルQ2進出を果たすも、ガスリーが14番手、フランコ・コラピントが15番手と、それ以上は前進できなかった。


決勝レースは日本時間10月19日(日)28時にフォーメーションラップが開始され、1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2025年F1第19戦アメリカGP予選リザルト

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
11マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダRBPT1:33.2071:32.7011:32.51014
24ランド・ノリスマクラーレン・メルセデス1:33.8431:32.8761:32.80120
316シャルル・ルクレールフェラーリ1:33.5251:32.8691:32.80717
463ジョージ・ラッセルメルセデス1:33.3111:33.0581:32.82619
544ルイス・ハミルトンフェラーリ1:33.6851:32.9141:32.91218
681オスカー・ピアストリマクラーレン・メルセデス1:33.7461:33.2281:33.08419
712アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1:33.5011:33.0441:33.11418
887オリバー・ベアマンハース・フェラーリ1:33.9211:33.2381:33.13919
955カルロス・サインツウィリアムズ・メルセデス1:33.7391:33.1241:33.15020
1014フェルナンド・アロンソアストンマーチン・メルセデス1:33.7411:33.2371:33.16018
1127ニコ・ヒュルケンベルグザウバー・フェラーリ1:33.5511:33.33414
1230リアム・ローソンレーシングブルズ・ホンダRBPT1:33.5491:33.36014
1322角田裕毅レッドブル・ホンダRBPT1:33.9351:33.46613
1410ピエール・ガスリーアルピーヌ・ルノー1:33.5991:33.65114
1543フランコ・コラピントアルピーヌ・ルノー1:34.0391:34.04414
165ガブリエル・ボルトレートザウバー・フェラーリ1:34.1258
1731エステバン・オコンハース・フェラーリ1:34.1368
1818ランス・ストロールアストンマーチン・メルセデス1:34.5407
1923アレックス・アルボンウィリアムズ・メルセデス1:34.6909
RT6アイザック・ハジャーレーシングブルズ・ホンダRBPT2

コンディション

天気晴れ
気温34℃
路面温度48℃

セッション概要

グランプリ名 F1アメリカGP
セッション種別 予選
セッション開始日時

サーキット

名称 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
設立 2012年
全長 5516m
コーナー数 20
周回方向 反時計回り

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