
F1バーレーンGP、開幕を前にペナルティで3名が早くもグリッド降格の見通し
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催される今週末の2026年F1第16戦バーレーンGPでは、イベントの開幕を前に、すでに3人のドライバーがグリッド降格を受ける見通しとなっている。
アーヴィッド・リンブラッド(レーシング・ブルズ)とアイザック・ハジャー(レッドブル)は、パワーユニット(PU)の交換に伴うグリッド降格ペナルティを受ける見込みだ。フランコ・コラピント(アルピーヌ)には、前戦の接触による5グリッド降格が科されている。
2名はPU交換、コラピントは前戦の処分
リンブラッドのマシンには、今季5基目の内燃エンジン(ICE)、ターボチャージャー、エキゾーストが投入される予定だ。これに伴うペナルティにより、決勝は最後尾からのスタートとなる見通しだ。
ハジャーもPUコンポーネントの交換に伴う降格を見込んでおり、「僕らにとっては難しいレースになると思う。5グリッド降格のペナルティを受けることになるはずだ」と語った。
一方、コラピントの5グリッド降格は、第15戦アゼルバイジャンGPでの接触を受けて科された処分だ。セーフティーカー(SC)解除後のリスタートで、コラピントはターン1への進入時にチームメイトのピエール・ガスリーと接触。そのガスリーがランド・ノリス(マクラーレン)に接触し、3人ともリタイヤに追い込まれた。
スチュワードはコラピントに「全面的、または主たる責任」があると判断した。リタイヤによりコラピントが10秒ペナルティを消化できなかったため、スチュワードはこの処分を次戦での5グリッド降格に変更した。
ハジャー、決勝での挽回に意欲
ハジャーは降格により厳しい状況に置かれると認めつつも、セパンでの追い上げには前向きな姿勢を示している。
「ペナルティがあっても、ここはレースペースがあれば順位を上げられるコースだと思う。それができなければ、僕らに十分な速さがないということだ。それだけだよ」
19歳のルーキーであるリンブラッドにとって、セパンでF1マシンをドライブすることは「特別」なものだという。F1が最後に同地で開催された2017年には、まだ9歳だった。
「家のソファで父と一緒にこのレースを見ていたのを覚えている。昨日ハイライトを見たら、面白いことに起きたことを全部覚えていたんだ。だから、明日このサーキットを走るのは、僕にとって本当に特別なものになるはずだ」
リンブラッドは、天候やタイヤのデグラデーション、ピットストップ戦略によってレース展開が変わる可能性にも言及した。
「予選はかなり楽しいものになると思う。素晴らしいコースだと感じるだろうしね。レースではタイヤがどうなるか、まだ分からないことが多い」
「以前はタイヤの消耗がかなり大きいサーキットだったと思う。だから雨やピットストップ戦略も含めて、かなり面白くなる可能性がある。ここはオーバーテイクのチャンスも比較的多いと思うし、楽しい週末になればって思ってる」