ヘルメットを着用したまま顔を覆うフランコ・コラピント(アルピーヌ)、2026年9月6日(日) F1イタリアGP決勝(モンツァ・サーキット)
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ノリスの出場停止要求に「やりすぎだ」フェルスタッペンら表彰台勢が異論。コラピント巡り見解分かれる

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ランド・ノリス(マクラーレン)がフランコ・コラピント(アルピーヌ)の出場停止を求めたことについて、2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP決勝で表彰台に立った3人は、処分としては厳しすぎるとの見解を示した。

9月26日(土)にバクー市街地コースで行われた51周のレースの36周目、コラピントはセーフティーカー(SC)明けのターン1でチームメイトのピエール・ガスリーに衝突。これにノリスも巻き込まれ、3台がリタイヤした。

ダブル入賞の機会を失ったアルピーヌのエグゼクティブ・アドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレ、ガスリー、そして巻き添えとなったノリスは、ともにコラピントの走りに不満を示した。なかでもノリスは、こうした「あまりにも不注意」なドライバーには「少なくとも1戦の出場停止処分」を科すべきだと強く訴えた。

ラッセルとフェルスタッペン「ミスとしては軽微」

優勝したジョージ・ラッセル(メルセデス)はノリスの発言について問われると、SCがラップを先導するなかタイヤの温度が低下しており、こうした状況では、わずかな判断ミスが重大な結果につながる可能性があると指摘した。

「個人的には言えば、厳しすぎると思う。リスタート時はタイヤも冷えているし、ごく僅かなミスでも大きな結果につながることがある。見た限り、今日の一件はそういうケースに見えた」と語った。

「僕としては、レースの出場停止というものは、ドライバーが非常に危険で無謀なことを故意にやった場合に科されるべきものだと思う。今回の件は不運な出来事だったと思う」

2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も寛容な見方を示した。

「原因を作ったドライバーが、自分が何をしたのか分かっていて、ちゃんと謝っているなら、それでいいんじゃないかな。そういうことは起こる。僅かなミスや判断違いでロックさせてしまうことはあるからね」と4度のF1王者は語った。

「それにイン側はグリップが低かった。結果的に多くのマシンが巻き込まれてしまったのは少し不運だったと思う。この件に関わった誰にとっても気持ちの良いものじゃないけど、ジョージが言ったように、出場停止はちょっとやりすぎじゃないかと思う」

ハジャー「ミスをしやすい条件が揃っていた」

手首の骨折を経て臨んだ復帰戦で3位を獲得したアイザック・ハジャー(レッドブル)は、コース側にも要因があると指摘した。バクーでは今回のケースに限らず、週末を通してロックアップが相次いでいた。

「僕からすると、路面状況が十分に良くなかったと思う。レーシングラインを外れると、かなりバンピーだしね」とハジャーは語った。

「セーフティーカーの後ろについて走っている時は、ペースがかなり遅くてタイヤの温度を上げるのが難しい。だから少しやりすぎただけで、ものすごく大きな結果につながる。出場停止はあまりにも厳しすぎると思うよ」

この一件についてスチュワードは、ターン1に向けたコラピントのブレーキングが「遅すぎた」と認定。その進入速度は、マシンを制御しながらコーナーを曲がれるものではなかったと指摘し、コラピントに「全面的、または主たる責任がある」と判断した。

裁定では、リスタート直後の最初のコーナーで発生した点も考慮されたが、事故に至る過程でコラピント以外のドライバーが寄与した証拠はないとし、オープニングラップや最初のコーナーでしばしば採用される「より寛容な判断」の適用外とされ、コラピントには次戦での5グリッド降格が科された。


2026年F1第15戦アゼルバイジャンGP決勝では、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポール・トゥ・ウインで今季3勝目を飾った。マックス・フェルスタッペンが2位、アイザック・ハジャーが3位に入り、レッドブル・レーシングがダブル表彰台を獲得した。

マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦バーレーンGPは、10月2日(金)のフリー走行1で幕を開ける。

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