ヘルメットを被りRB15のコックピット内で待機するレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、2019年F1スペインGP初日
copyright Red Bull Content Pool

7番手ガスリー「アップデートの第一印象はかなり良い」F1スペインGP《初日》

  • Published:

レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、5月10日(金)にカタロニア・サーキットで行われたF1第5戦スペインGP初日プラクティスを振り返った。

ガスリーは午前のセッションで8番手を記録。トップを刻んだバルテリ・ボッタス(Mercedes)とのギャップは1.334秒と大きかったものの、ガスリーはボッタスよりも一段階硬めのミディアムでタイムを計測していた。

続く午後のFP2では、最も柔らかいソフトコンパウンドを履いてトップから0.9秒落ちの7番手。5番手につけたチームメイトとの間に、大規模なシャシーアップグレードを投入したハースのロマン・グロージャンの割り込みを許した。

新パーツを装着したRB15は時折不安定な挙動を見せていたものの、セッションを振り返ったガスリーは「アップデートされたクルマの第一印象はかなり良い」と語り、ポジティブな手応えを得ていると明かした。

レッドブルは今週末、ダブル・ブーメランウイングを搭載したバージボードや、改良型の前後ウイングなどを持ち込んでいる。

アップデートの第一印象はかなり良い

ピエール・ガスリーFP1: 8位, FP2: 7位

初日の今日は全体的に良い感じだったし、前向きな一日になったと思う。(アップデートされた)マシンの第一印象は本当に良かったし、一歩前進したような手応えを感じる事ができた。もちろん、ドライバーとしては常にもっと多くのグリップを求めるものだけど、マシンバランスはとても良いし満足している。

とはいえ、まだ初日を終えたばかりだから結論を出すには早すぎる。このパッケージについて理解を深めなきゃならない。メルセデスとフェラーリが更に一歩前進した事は見ての通りだけど、僕らとしても今日は多くのテストを行うことができた。集めたデータを今夜分析して、明日までに準備を整える必要がある。


初日をトップで締め括ったのは今季好調を示しているランキングリーダーのバルテリ・ボッタス。チームメイトのルイス・ハミルトンを1000分49秒遅れの2番手に従えて、シルバーアローが1-2体制を築いた。

F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は、日本時間5月11日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。

F1スペインGP特集