アルボン、混戦の中団で12番手「アップデートされたSTR14のペースはかなり良い」F1スペインGP《初日》
トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが、5月10日(金)に行われたF1第5戦スペインGP初日プラクティスを振り返った。アルボンは午前の1回目のフリー走行で15番手タイムを記録。午後のFP2では、チームメイトのダニール・クビアトから1000分の57秒差の12番手につけた。
9番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)から17番手のランド・ノリス(マクラーレン)までのギャップは僅かコンマ3秒。中団最速を刻んだハースと、グリッド最後方に沈んだウィリアムズを除いたミッドフィールドは、今週末も混戦模様を呈している。
アルボンはセッションの合間を縫って、ガレージ内で首のトレーニングを実施。高速コーナーを持つカタロニア・サーキットは身体的要求が厳しく、レース後に首の痛みを患うドライバーが少なくない。
混戦の中団で12番手「ペースはかなり良い」
アレックス・アルボンFP1: 15位, FP2: 12位
アップデートの投入は、最適化のために時間がかかる可能性がある事を意味するが、今日のFP1はまさにそういう時間だった。FP2が始まる前にデータを全て解析出来たから、午後のFP2は遥かに有意義なセッションになったし、大きな一歩を踏み出すことができた。
改善した事は確かだけど、明日に向けてまだやるべき仕事が少し残っている。中団は混戦になってるけど、僕らのマシンのペースはかなり良いように思う。
初日をトップで締め括ったのは今季好調を示しているランキングリーダーのバルテリ・ボッタス。チームメイトのルイス・ハミルトンを1000分49秒遅れの2番手に従えて、シルバーアローが1-2体制を築いた。
F1スペイングランプリ3回目のフリー走行は、日本時間5月11日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってカタロニア・サーキットで開催される。