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ホンダF1、フェルスタッペンのエンジン交換を実施…スペインGPでのオイル漏れを受け
F1第5戦スペインGPの1回目のフリー走行で発生したメカニカルトラブルを受け、ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは、午後のFP2に先立ってマックス・フェルスタッペンのクルマのエンジン交換を実施した事を明らかにした。
マイレージ管理のため、レッドブルの2台は日本時間10日18時から行われたFP1で、第3戦中国GPまで使用していた旧仕様のスペック1パワーユニットを搭載。2日目のセッションで、前戦アゼルバイジャンGPで封を切った最新型のスペック2に載せ替える計画を立てていた。
ところが、FP1のセッション終盤にフェルスタッペンのエンジンからオイル漏れが発生したため、計画を前倒しして、2回目のフリー走行に向けてスペック2へと載せ替える作業を行った。フェルスタッペンは、FP2がグリーンフラッグを迎えると同時にコースイン。1周のインスタレーションラップを終えてガレージへと戻っている。
同じスペック1を積んでいたピエール・ガスリー車に関しては、FP2でも予定通りスペック1を使用。初日セッションが終わった後に、スペック2へと交換する予定だという。なお、トラブルの詳細な原因ついては、引き続き調査中とのことで、現時点では明らかとなっていない。