マクラーレンの開発ドライバーに就任したセルジオ・セッテ・カマラ
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マクラーレンF1、セルジオ・セッテ・カマラを開発兼テストドライバーに起用

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マクラーレンF1レーシングは2018年11月6日、セルジオ・セッテ・カマラ(20歳)をヤングドライバープログラムに迎え入れ、2019年のテスト兼開発ドライバーとして起用したことを発表した。

モータースポーツ大国ブラジルのベロオリゾンテで1998年5月23日に生を受けたセッテ・カマラは、今年カーリンからFIA-F2選手権に参戦。164ポイントを獲得し、シーズン1レースを残してチャンピオンシップ6位をキープ。チームメイトのランド・ノリスは、ストフェル・バンドーンに代わって来季マクラーレンF1に昇格する事が決定している。

セッテ・カマラは昨年、F2のルーキーシーズンにスパ・フランコルシャンで初勝利を上げ、その実力を知らしめた。F2参戦に先立っては、フォーミュラ3ヨーロッパ選手権、トヨタ・レーシングシリーズとフォーミュラ3ブラジルに出場。名門マカオグランプリにも2度ほど参戦している。

「いつかF1ドライバーになる事を夢見ているんだ」とセッテ・カマラ。意気込みを力強く語った。「この素晴らしいチャンスを与えてくれたマクラーレンに感謝したい。チームと協調しながら緊密に連携し頑張りたいと思っている。サポートを受ける側としてだけでなく、開発ドライバーとしてチームに貢献したい」

スポーティング・ディレクターを務めるジル・ド・フェランは、セッテ・カマラの秘められた才能を確信しているとして、共に働くことを楽しみにしているとの声明を発表した。

2019シーズンのマクラーレンは、カルロス・サインツとランド・ノリスの新規ラインナップでFIA F1世界選手権に挑み、開発の舞台裏をセルジオ・セッテ・カマラが支える事になる。