Netflixの人気F1ドキュメンタリー番組「Drive to Survive(邦題…Formula 1 栄光のグランプリ)」の予告動画クリップ、2023年1月13日
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Netflixの人気F1ドキュメンタリー「栄光のグランプリ」シーズン5の配信開始日が決定

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Netflixの人気F1ドキュメンタリー番組「Drive to Survive(邦題:Formula 1: 栄光のグランプリ)」のシーズン5が2023年の開幕バーレーンGPの1週間前、2月24日にリリースされる事が決定した。

本作はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2年連続でドライバーズ選手権を制した2022年シーズンを題材とするもので、映画「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」の製作を務めたジェームズ・ゲイ=リースとポール・マーティンが引き続きエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

フェルスタッペンは「実際には存在しないライバル関係を捏造している」として本シリーズを声高に批判していたドライバーの一人だが、Netflix側との話し合いを経ての本作の予告編に登場している。

V6ハイブリッド時代に6冠を手にしたルイス・ハミルトンは姿を消し、2022年シーズンのタイトル争いはフェルスタッペンとシャルル・ルクレール(フェラーリ)の一騎打ちの展開となった。

結果としてフェルスタッペンはシーズン最終4戦を残して早々にタイトルを手中に収めたものの、信頼性の問題から開幕3戦で2回のリタイヤを余儀なくされるなど、そのスタートは苦しいものだった。

現時点で詳細はほとんど明らかにされていないが、これまでのシリーズと同様に40分程度のエピソード10話で構成されるものと思われる。

「Drive to Survive」は2019年の初リリース以降、特にアメリカでのF1人気向上に大きな貢献を果たしてきたとされる。ハミルトンとフェルスタッペンの歴史的激戦を描いた2021年シーズンを舞台とするシーズン4は過去最大の視聴者を獲得しており、既にシーズン6までの製作が決定している。