
ノリス連続ポール!レッドブルは19年ぶりダブルQ1敗退の屈辱 / F1サンパウロGP 2025《予選》結果と詳報
2025年FIA-F1世界選手権第21戦サンパウロGPの公式予選が11月8日、インテルラゴス・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が前日のスプリント予選に続きポールポジションを獲得した。
一方、マックス・フェルスタッペンは16番手、角田裕毅は最下位19番手に沈み、レッドブル・レーシングは衝撃のダブルQ1敗退を喫した。
ノリスが完璧な最終アタックで逆転ポール
ノリスはQ3の1回目のアタックで、ターン1でロックアップを喫して10番手に沈む失態を演じ、チームメイトのオスカー・ピアストリに暫定ポールを許した。だが、最終アタックでは完璧なラップを刻み、後続に0.174秒差をつけて堂々のポールを手にした。
一方、ピアストリは最終アタックで失速し、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)に次ぐ4番手に後退。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)はスプリント予選に続いて好走を見せ、再び最前列2番手を確保した。
ピアストリとフェルスタッペンというタイトル争いのライバルが軒並み失速する中、9ポイント差で選手権をリードするノリスは日曜のレースに向け、満額25ポイントを視野に入れる絶好の位置につけた。
レッドブルは「大胆な賭け」が裏目
週末を通じてライドとグリップ不足に苦しんでいたレッドブルは、予選前に「大胆なセットアップ変更」という賭けに出た。だが、それが完全に裏目に出る結果となった。
フェルスタッペンは直前のスプリントで4位に入っており、一定の競争力を示していたものの、Q2進出には0.066秒届かず16番手で敗退。角田はFP1でのクラッシュ、スプリント予選のSQ1敗退に続き、予選でもQ1突破を逃し、フェルスタッペンから0.308秒遅れの最下位に沈んだ。
フェルスタッペンがQ1で敗退するのは、2021年のF1ロシアGP以来4年ぶりで通算7回目。だが、これまでの6回はいずれもパワーユニット交換に伴うグリッド降格などに関連するものであり、純粋なペース不足でノックアウトされたのはこれがキャリア初の出来事となった。
さらに、レッドブルとしてもダブルQ1敗退は2006年の日本GP以来、実に19年ぶり、378戦ぶりという極めて異例の事態であり、まさに屈辱的な結果だった。
レーシング・ブルズは快進撃、ハミルトン再び沈黙
一方で、姉妹チームのレーシング・ブルズは揃ってQ3に進出しただけでなく、2台がともにトップ7を確保する好成績を収めた。アイザック・ハジャーは5番手につけ、リアム・ローソンはジョージ・ラッセル(メルセデス)に次ぐ7番手をマークした。
オリバー・ベアマン(ハース)も光る走りを見せ、Q1とQ2で安定したパフォーマンスを発揮。Q3の1回目のラップでは暫定3番手につけたが、最終アタックで他車に抜かれ8番手に落ち着いた。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)がトップ10を締めくくった。
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は13番手にとどまり、スプリント予選に続いてQ2敗退を喫した。
なお、スプリント最終周にクラッシュしたガブリエル・ボルトレート(ザウバー)は、クルマの修復が間に合わず、予選を欠場した。
決勝レースは日本時間11月9日(日)26時にフォーメーションラップが開始され、1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2025年F1第21戦 サンパウロGP 予選リザルト
| Pos | No | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 | Laps |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:09.656 | 1:09.616 | 1:09.511 | 21 |
| 2 | 12 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:10.192 | 1:09.774 | 1:09.685 | 16 |
| 3 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:09.934 | 1:09.801 | 1:09.805 | 22 |
| 4 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:09.928 | 1:09.835 | 1:09.886 | 19 |
| 5 | 6 | ハジャー | レーシングブルズ | 1:10.083 | 1:09.970 | 1:09.931 | 21 |
| 6 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:09.935 | 1:09.880 | 1:09.942 | 16 |
| 7 | 30 | ローソン | レーシングブルズ | 1:10.108 | 1:09.950 | 1:09.962 | 21 |
| 8 | 87 | ベアマン | ハース | 1:09.891 | 1:09.755 | 1:09.977 | 19 |
| 9 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:09.885 | 1:09.857 | 1:10.002 | 21 |
| 10 | 27 | ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1:10.337 | 1:09.985 | 1:10.039 | 23 |
| 11 | 14 | アロンソ | アストンマーチン | 1:10.181 | 1:10.001 | 15 | |
| 12 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 1:10.115 | 1:10.053 | 18 | |
| 13 | 44 | ハミルトン | フェラーリ | 1:10.016 | 1:10.100 | 16 | |
| 14 | 18 | ストロール | アストンマーチン | 1:10.041 | 1:10.161 | 15 | |
| 15 | 55 | サインツ | ウィリアムズ | 1:10.184 | 1:10.472 | 17 | |
| 16 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:10.403 | 9 | ||
| 17 | 31 | オコン | ハース | 1:10.438 | 9 | ||
| 18 | 43 | コラピント | アルピーヌ | 1:10.632 | 9 | ||
| 19 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | 1:10.711 | 9 |
コンディション
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 26℃ |
| 路面温度 | 36℃ |
セッション概要
| グランプリ名 | F1サンパウロGP |
|---|---|
| セッション種別 | 予選 |
| セッション開始日時 |
サーキット
| 名称 | インテルラゴス・サーキット |
|---|---|
| 設立 | 1936年 |
| 全長 | 4309m |
| コーナー数 | 15 |
| 周回方向 | 反時計回り |