マットな黒塗り塗装が施されたルノーの2020年型F1マシンR.S.20、バルセロナテスト初日にて
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ルノーF1のマットな黒塗り「R.S.20」、実車がバルセロナテストで正式デビュー

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ルノーの2020年型F1マシン「R.S.20」が、バルセロナでのプレシーズンテスト開幕の朝にカタロニア・サーキットで初公開された。エンストンのチームは12日にフランス・パリでキックオフイベントを開催するも、期待された新車発表はなく、”漠然としたイメージ画像”のみが公開されただけで、実車の姿は明らかにされていなかった。

午前のテストを担当するエステバン・オコンの手によってガレージアウトした新車「R.S.20」は、シャークフィンに掲載されたカーナンバー以外全てにマットな”黒塗り”塗装が施されている。チームは開幕オーストリアGPの際には、慣れ親しまれた黄色を多用したリバリーが戻るとしており、ブラック仕様はテスト限定カラーのようだ。

マットな黒塗り塗装が施されたルノーの2020年型F1マシンR.S.20、バルセロナテスト初日にて

マットな黒塗り塗装が施されたルノーの2020年型F1マシンR.S.20、バルセロナテスト初日にて

従来とは異なり、徹底的にマシンのディティールを偽装しようとするそのスタンスは、今シーズンにかけるルノーの並々ならぬ強い思いを感じさせる。2019年にマクラーレンに奪われたコンストラクター4位の座を奪還すべく、テスト初日19日の午後はダニエル・リカルドがステアリングを握る。