3万円ほどで手に入る”若手”向けの新型フルEV「マクラーレンGT Ride-On」
新世代グランドツアラーを自認するミッドシップ・スーパーカー「マクラーレンGT」の”若手ドライバー”向けの新型モデル「マクラーレンGT Ride-On」が発表された。
これは3歳から6歳までのスーパーカー愛好家を対象とした電動式のおもちゃで、163~234ポンド(約24,600~35,400円)で発売される。
マクラーレン・オートモーティブはこれまでに「P1」「720S」「セナ」の幼児用ミニチュアカーを送り出しており、今回の「GT」は第4弾となる。
4リッターV8を下ろしてフルEV化された”弊害”か。0-100km/h加速3.2秒は期待できないが、デザインの再現度はなかなかのものだ。
乗り降りの際に羨望の的となること間違いなしのガルウイングや、F1やスピードテールのような中央に配されたシングルシートなど、おもちゃとは言えスーパーカーと呼ぶに相応しい仕上がりとなっている。
圧倒的な運動性能を持ちながらも利便性が追求された「マクラーレンGT」の玩具版とあって、ドライバーズシートの後ろには、ぬいぐるみやボール等を収納可能なラゲッジスペースが設けられている。
キーを使って車をスタートさせ、スロットルを踏んで加速するとスピーカーからGTのエンジンサウンドが流れる。他のヤングドライバー達が注意を払うかどうかは不明だが、ブレーキペダルを踏めばリアのLEDブレーキランプが点灯する。
またインフォテインメント・システムではUSBやSDカードを使って音楽ファイルを再生できる他、オプションのMP4ディスプレイ・スクリーンを使うと動画も再生できるという。
カラーバリエーションはバーニッシュド・コッパー、シリカ・ホワイト、オニキス・ブラック、マクラーレン・オレンジ、アマランス・レッド、バートン・ブルーの6つだ。