
角田裕毅が復帰初レース13位。ラッセル完勝、アロンソは最多4ポジアップ / F1オランダGP 2026《スプリント》結果と詳報
2026年F1第12戦オランダGPのスプリントが8月22日(土)、ザントフォールト・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾った。角田裕毅(レーシング・ブルズ)は1周目に順位を落とし、復帰後初レースを13位で終えた。
2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。上位7台が一つの大きな集団を形成した一方、8位以下とは大差がついた。計2台がトラブルに見舞われ、そのうち1台はチェッカーフラッグを受けられなかった。
ソフトのルクレール、残り7周で2番手浮上
大半のドライバーがスタートタイヤにミディアムを選ぶ中、3番グリッドのルクレールはオリバー・ベアマン(ハース)とともにソフトを選択した。
レース終盤になると、2番手を走っていたノリスがリアタイヤのデグラデーションを訴え始める。残り7周を迎えたターン1でルクレールが仕掛け、ノリスをかわして2番手へ浮上した。
ルクレールはその後ラッセルを追ったものの、首位を脅かすまでには至らなかった。ラッセルが先頭のままチェッカーを受け、ルクレールは1.360秒差でフィニッシュした。
ノリスは終盤、背後に迫ったアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に対して防戦一方となりながらも、0.385秒差で3位を守り切った。
角田13位、トップ7と中団に大差
12番グリッドからスタートした角田は、1周目にフランコ・コラピント(アルピーヌ)にオーバーテイクを許して13番手に後退した。
その後はコラピントの背後を走ったものの、順位を取り戻すには至らなかった。急きょ代役に抜てきされ、2026年型マシンを初めて経験する週末となった角田は、ポジションを一つ落として13位で復帰後初レースを終えた。
4番グリッドのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、スタート直後のターン1でアントネッリに抜かれ、5位に終わった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が6位、7位と続いた。
最後の1ポイントを獲得したのはピエール・ガスリー(アルピーヌ)だった。ガブリエル・ボルトレート(アウディ)を抑えて8位に入った。ただし、7位ハミルトンとは30.322秒という大差がついた。アーヴィッド・リンブラッド(レーシング・ブルズ)がトップ10を締め括った。
アロンソ、最多4ポジションアップ
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、スプリント開始前のパルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更した。
F1規則第B3条5号4項への違反に伴い、両者にはピットレーンスタートが命じられた。
スプリント予選で22番手だったアロンソは最後尾からレースを開始。すぐさまサインツをオーバーテイクすると、その後はバルテリ・ボッタス(キャデラック)も攻略した。
最終的にはチームメイトのランス・ストロールの直後となる18位でフィニッシュした。全車最多となる4ポジションアップだった。
ペレスとヒュルケンベルグにトラブル
セルジオ・ペレス(キャデラック)は、スタート直前に技術的なトラブルに見舞われてグリッドにつけず、ピットレーンから2周遅れでスタート。そのまま走行を続け、最下位となる21位でフィニッシュした。
ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)はグリッドに並んだものの、著しいパフォーマンス低下に見舞われ、14番手から最後尾まで後退した。
ヒュルケンベルグはその後も状況が改善せず、6周目にリタイヤを余儀なくされた。
全3ラウンド、計1時間が予定されるF1オランダGPの公式予選は、日本時間8月22日(土)23時からザントフォールト・サーキットにて行われる。セッションの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2026年F1第12戦 オランダGP スプリントリザルト
| Pos | No | Driver | Team | Laps | Time | PTS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 63 | ラッセル | メルセデス | 24 | 30:25.318 | 8 |
| 2 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 24 | +1.360s | 7 |
| 3 | 1 | ノリス | マクラーレン | 24 | +5.196s | 6 |
| 4 | 12 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 24 | +5.581s | 5 |
| 5 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 24 | +10.185s | 4 |
| 6 | 3 | フェルスタッペン | レッドブル | 24 | +10.529s | 3 |
| 7 | 44 | ハミルトン | フェラーリ | 24 | +12.188s | 2 |
| 8 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 24 | +42.510s | 1 |
| 9 | 5 | ボルトレート | アウディ | 24 | +44.437s | 0 |
| 10 | 41 | リンブラッド | レーシングブルズ | 24 | +44.971s | 0 |
| 11 | 30 | ローソン | レッドブル | 24 | +47.471s | 0 |
| 12 | 43 | コラピント | アルピーヌ | 24 | +54.466s | 0 |
| 13 | 22 | 角田裕毅 | レーシングブルズ | 24 | +56.483s | 0 |
| 14 | 31 | オコン | ハース | 24 | +66.098s | 0 |
| 15 | 87 | ベアマン | ハース | 24 | +66.588s | 0 |
| 16 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | 24 | +74.632s | 0 |
| 17 | 18 | ストロール | アストンマーティン | 24 | +74.650s | 0 |
| 18 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | 24 | +75.284s | 0 |
| 19 | 77 | ボッタス | キャデラック | 23 | +1 lap | 0 |
| 20 | 55 | サインツ | ウィリアムズ | 23 | +1 lap | 0 |
| 21 | 11 | ペレス | キャデラック | 21 | +3 laps | 0 |
| NC | 27 | ヒュルケンベルグ | アウディ | 7 | +17 laps | 0 |
コンディション
| 天気 | 晴れ |
|---|---|
| 気温 | 18℃ |
| 路面温度 | 25℃ |
セッション概要
| グランプリ名 | F1オランダGP |
|---|---|
| セッション種別 | スプリント |
| セッション開始日時 |
サーキット
| 名称 | ザントフォールト・サーキット |
|---|---|
| 設立 | 1948年 |
| 全長 | 4259m |
| コーナー数 | 14 |
| 周回方向 | 時計回り |