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メルセデス、ラウダへの追悼の意を込めてモナコGPでハロを赤色に
メルセデスAMGF1チームはF1モナコGP予選に先立って、先日20日夕刻に亡くなった非常勤会長のニキ・ラウダへのオマージュとして、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが駆るW10のハロ(ヘイロー)を赤く染め上げた。
メルセデスはモナコGP初日を前に、フロントノーズにラウダのサインと「Danke Niki=ありがとうニキ」のメッセージを、そしてエンジンカバーに赤色のスリーポインテッドをあしらい追悼の意を表しており、これに赤色のハロが追加された格好だ。
メルセデス以外にも多くのチームがF1の伝説的な人物の死を悼み、思い思いの形で敬意を示している。トロロッソ・ホンダはニキ・ラウダの写真とともに「Danke Niki」のメッセージを添えたステッカーをマシンに貼り、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「最後にラウダとモナコを走れたら」との想いのもと、真っ赤なヘルメットを用意した。
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26日日曜に行われる決勝レース前には1分間の黙祷が予定されており、20名のドライバーをはじめとする関係者一同が、ラウダのトレードマークであった赤い帽子を被る。