2019年F1アブダビGPの金曜記者会見に出席したフェラーリのマッティア・ビノット代表、マクラーレンのザク・ブラウンCEO、ルノーのシリル・アビテブール代表copyright RENAULT SPORT

マクラーレン、レッドブルの活躍を称賛「ホンダとの契約を決断したヘルムート・マルコを評価すべき」

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マクラーレンのザク・ブラウンCEOは、メルセデスやフェラーリと同じ土俵で激しい優勝争いを繰り広げるレッドブルを称賛し、「ホンダとの契約締結の決断を下したヘルムート・マルコを評価すべき」との持論を展開した。

英国ウォーキングのチームは今年、同じルノーエンジンを搭載する本家ワークスチームを打ち破り、最終戦を待たずしてコンストラクターズ選手権で4位の座を手にした。昨年までのお粗末なシャシーは何処へ。MCL34は見違えるほどのパフォーマンスを示し、ランド・ノリスとカルロス・サインツは印象的な活躍をみせた。

ヤス・マリーナ・サーキットで行われたFIA公式金曜記者会見に出席したザク・ブラウンは、シーズンを振り返って「過去数年の状況を踏まえれば、非常に大きな業績だ」と選手権4位の好成績を評価。これに続けて「ルノーは我々の競争力回復に大きな役割を果たした」と述べ、左隣に座っていた提携2年目のエンジンパートナーのボス、シリル・アビテブールの顔を立てた。

だが、役不足と言わんばかりに追いやったホンダエンジンを搭載するレッドブルは、今季3勝を挙げ、マクラーレンの3倍近いポイントを稼いでランキング3位を獲得。ホンダは週末に先立って、レッドブル及びトロロッソとの契約を一年延長し、少なくとも2021年末までF1に留まる事を発表した。

これについては「ザクは選手権を4位で終えた事に、明らかに満足しているようだが、あなた方が拒否したエンジンを搭載するレッドブルは3位だ。これについてどう思う? 心残りはあるか?」との質問が飛んだ。ザク・ブラウンは次のように答え、モータースポーツ・アドバイザーという肩書でレッドブルのご意見番を務めるヘルムート・マルコの決断力を褒めるべきだと主張した。

「ホンダに賛辞を贈りたい。彼らがこのスポーツを続けることは素晴らしいことだと思うし、彼らの残留はF1にとってプラスだと思う」とザク・ブラウン。

「まずはホンダをBチームに引き入れるという素晴らしい戦略的決断を下したヘルムート・マルコを評価すべきだと思う。彼はそれが上手く機能した事を確認し、今度はホンダをAチームに引き入れた」

「クリスチャン(ホーナー)とフランツ(トスト)という2人の素晴らしい副官が、それらのチームを指揮しており、彼らは今、レースで勝利している。彼らにとっても、このスポーツにとっても良いことだ」

マクラーレンは来季2020年末を以てルノーとの契約を終了し、2021年からはメルセデス製F1パワーユニットを搭載する。

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