14番手アルボン「予選Q3進出のためには、持ち込んだアップデートへの理解が必要不可欠」
F1第11戦ドイツGP初日プラクティスを終えたトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンは、予選Q3進出のためには、今回持ち込んだアップデートへの理解が必要不可欠だとの認識を示した。ホッケンハイムリンクでのSTR14は、全体的なグリップ不足に苦しみ、バランスの一貫性が欠如していた。
アルボンは26日(金)に行われた初日2回目のフリー走行で、全体の最多周回数を刻んだチームメイトのに次ぐ36周を走り込み、そのダニール・クビアトから0.262秒遅れの14番手タイムで初日を締め括った。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズによると、この日メインで空力テストを担当したのはアルボンとの事で、FP1の大部分は新しく持ち込んだパーツ類の評価に励んだようだ。チームとしてはもう少し良いパフォーマンスを期待していたようだが、雷雨の予報すらある残りの週末に向けてどの程度改善できるか。注目したい。
アップデートへの理解が必要不可欠
アレックス・アルボンFP2: 14位, FP1: 15位
悪い1日ではなかったものの、まだ若干取り組むべき仕事があるって感じかな。改善のためには、今回持ち込んだアップデートへの理解を深めなきゃならない。トップ10入りに向けて、マシンバランスなど幾つか改善できる部分があるから、予選に向けてどう最適化すべきかを考えてみるつもりだ。
明日は天気が変わるみたいだけど、今日は本当に暑かったね。こんなに暑い日にマシンをドライブしたのは今回が初めてかもしれない。まるでドライヤーを顔に当てられながら走っているような感じだったよ!
初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手にはセバスチャン・ベッテルが続きフェラーリが1-2体制を築いた。3番手には0.146秒遅れでメルセデスのルイス・ハミルトンが続いた。
2019年F1ドイツグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間7月27日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってホッケンハイムリンクで開催される。