モンテカルロ市街地コースのローズヘアピンを駆け抜けるF1マシン、2019年F1モナコGP決勝レースにて
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F1モナコGP、サーキットの建設工事に着手…一方で新型コロナウイルスに強い警戒感

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F1モナコGPを主催するモナコ王立自動車クラブ(Automobile Club de Monaco)は12日、モンテカルロ市街地コースでのグランプリ及びグランプリ・ド・モナコ・ヒストリーク開催に向けて、仮設コースの建設作業に着手した事を発表した。

ACMはその一方で「COVID-19の流行及び、それがもたらす深刻な状況について十分に認識しており、モナコ政府当局、F1及びその商業権利者、国際自動車連盟(FIA)、フォーミュラ1グループ(FOG)と常時連絡を取り合っている」とも述べ、新型コロナウイルス感染症への警戒感を口にした。

「我々ACMには(感染防止のために)必要とされるあらゆる予防措置を講じる用意があり、また、保健当局が推奨する全ての対策を引き続き遵守していく構えだ。状況の進展に応じて情報を更新する」

グランプリ・ド・モナコ・ヒストリークは2020年5月8日から10日にかけて、F1モナコGPは5月21日から24日にかけて開催が予定されているが、現時点で入手可能な最新情報から判断した結果としてACMは、いずれのイベントも当初の予定の日程で開催するとしている。

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