F1公式巡回展「フォーミュラ1エキシビション」オーストリア・ウィーンでの展示風景
copyright F1Exhibition@X

公式巡回展「F1エキシビション」第3の開催地が決定、2024年5月3日オープン

  • Published:

F1公式巡回展「フォーミュラ1エキシビション(Formula 1 Exhibition)」の第3の開催地がカナダ・トロントに決定。2024年5月3日より、エンターテイメント複合施設「ライトハウス・アートスペース」にて開催される事が発表された。

F1エキシビションは、F1の壮大な歴史と未来をカバーする巡回型の展覧会で、F1の専門家やジャーナリストがキュレーションを担当。歴史的な遺物や映像アーカイブ、伝説的なマシンの展示、没入型のアトラクション等を通して、F1の「舞台裏」を見る機会をファンに提供する​​。

2023年にスペインのマドリードで史上初開催を迎え、今年2月からはオーストリアのウィーンで開催されているが、いずれも大きな反響を呼んでいる。

トロントの展示では、計1858平方メートルに及ぶ広大な空間に象徴的なF1マシンや歴史的遺物が展示され、F1における伝説的なチームや個人の独占インタビュー、アーカイブ映像などが楽しめるほか、新たな試みとしてF1公式ゲームを使用した最新鋭のシミュレーターが設置される。

F1によると北米には1億人以上を超えるF1ファンがおり、その数は増加の一途をたどっている。カナダ出身のランス・ストロールの活躍もあり、ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される今年のカナダGPのチケットは即完売した。

F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるエミリー・プラザーは「北米初となる本F1エキシビションは、この地域でF1が近年、目覚ましい成長を遂げていることの表れであり、ファンがF1のストーリーを楽しめるような新しいインタラクティブな方法を生み出すという我々の継続的なコミットメントを示すものだ」と語った。

F1カナダGP特集