1000グランプリ目のF1中国GPで記念撮影をするホンダの役員とレッドブルのメンバーcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ホンダF1、入賞3台に加えて最速ラップ「励みになる良いニュース」と田辺TD / F1中国GP《決勝》

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14日(日)に行われたF1第3戦中国GP決勝を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターがレース内容と週末を振り返った。

F1参戦425戦目のホンダは、副社長を務める倉石誠司氏の見守る目の前で、2戦連続でのトリプルポイントを達成。表彰台こそ逃したものの、今後に向けて有望な兆しを示した。

5番グリッドからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、果敢なアンダーカット戦略で前走のフェラーリ、シャルル・ルクレールを抜き去り4位フィニッシュ。ピエール・ガスリーはレース最終盤に、2周オールドの中古ソフトタイヤに履き替え、ファステストラップポイントを獲得。6位でチェッカーフラッグを受けた。

トロ・ロッソ側は、FP3でのクラッシュによってピットスタートを強いられたアレックス・アルボンが堂々の10位入賞。幾度のオーバーテイクとタイヤマネジメントによって、F1参戦250戦目のファエンツァのチームにドライバー・オブ・ザ・デイをもたらした。

上位入賞の期待が高かったダニール・クビアトは、オープニングラップでマクラーレン勢と接触。ドライブスルー・ペナルティーを課せられ、最終的に43周目にリタイヤを選択した。

  • 4位:フェルスタッペン
  • 6位:ガスリー
  • 10位:アルボン
  • DNF:クビアト

入賞3台に加えて最速ラップ「励みになる良いニュース」

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

残念ながら表彰台に上がる事は出来ませんでしたが、前戦バーレーンに続き、再び3台のマシンがポイントを獲得してくれました。素晴らしいレース戦略のもと、マックスは非常に素晴らしい走りをみせ、フェラーリの2台に割って入り4位でフィニッシュしました。

ピエールも2戦連続で入賞し、今日はファステストラップも獲得してくれました。チームメンバー全員にとって、良いニュースだと思います。私としてはこの後に続くレースでも、この勢いをキープして欲しいと願っています。

トロロッソに関しては、土曜の午前のセッションで非常に大きなアクシデントに見舞われたアレックスが、ピットレーンからのスタートにも関わらず、信じられないような仕事をやってのけ、10位でチェッカーフラッグを受けました。

2戦連続でのポイント獲得ですし、レース終盤にはライバルの猛攻を見事に凌ぎ、素晴らしい走りを見せてくれました。また、限られた時間の中で懸命にマシンを修復し、レースに間に合わせたチームの努力にも感謝しています。

パワーユニットとしても、様々な出来事があった週末となりました。今後、ダニールのパワーユニットに関するトラブルや、クラッシュのダメージ分析などを早急に行い、次のレースに向けて準備を進めていきたいと思います。

開幕戦と第2戦に続き、トップチームと我々とのパフォーマンスの差が明らかに結果に現れたレースでもありました。この差を詰めるべく、チーム一丸となって開発を進めます。


56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドのルイス・ハミルトンがスタート直後にポールのバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。通算75勝目を挙げた。2位にはボッタスが続きメルセデスが1-2。3位表彰台にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが滑り込んだ。

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