2019年F1中国GPでウィリアムズを追いかけるトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

アルボン、クラッシュからの逆転入賞「何よりもクルマを修復してくれたチームに感謝」F1中国GP《決勝》

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第3戦F1中国GP決勝レースで10位チェッカーを受けたトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンは「何よりもまずは、クルマを修復してくれたチームの皆に感謝したい」と述べ、クラッシュによって破損したマシンを夜通しで修理したチームメンバーに感謝の意を表した。

土曜の午前のプラクティスでアルボンは、セッション終了間際に最終コーナーの外側にある人工芝に乗り上げクラッシュ。STR14はリア側を中心に大破し、予選に参加する事が出来なかった。この時アルボンは暫定9番手、「欲をかきすぎた」と語り、芝の上でアクセルを戻さなかった事を悔やんだ。

予選資格を得られなかったため、アルボンは日曜のレースをピットレーンからのスタート。マシンの状態確認もままならないハンデを背負った状態の中、幾度ものオーバーテイクとタイヤマネジメントによって、見事10位入賞を果たした。STR14のパフォーマンスの高さを証明する結果といえる。

ファエンツァのチームにとっては250戦目の記念レース。新人に振り回されながらも、想い出深い1ページを刻んだ。

クラッシュからの逆転入賞

アレックス・アルボン決勝: 10位, グリッド:ピットスタート

何よりもまずは、昨日懸命に作業をしてくれたチームに心からのお礼を言いたい。FP3が終わった時は少し暗闇の中にいるような気分になったけど、チームのみんなが夜通し仕事に取り組み、シャシーを交換してくれた。彼らはこの結果にふさわしい。僕としても、そんなみんなの努力に報いる形でポイントを持ち変える事が出来て満足している。

今週末はずっとペースは良かったし、予選Q3に進める自信もあったんだけど、残念なことにマシンを修復しなきゃならず、そのチャンスを得ることができなかった。

当初は2ビットストップ戦略を計画していたんだけど、予想以上にデグラデーションが酷く、厳しいレースを強いられた。FP2の段階から、僕らのクルマがタイヤに優しいことは分かっていたから、それを活かしてハード側のコンパウンドで最後まで行くことにしたんだ。

最終盤にグロージャンに追いつかれそうになった時は、少しナーバスな気分になったけど、うまく交わせて本当にハッピーだよ。


56周で争われた決勝レースでは、2番グリッドのルイス・ハミルトンがスタート直後にポールのバルテリ・ボッタスをオーバーテイク。通算75勝目を挙げた。2位にはボッタスが続きメルセデスが1-2。3位表彰台にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが滑り込んだ。

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