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ホンダF1、Q2進出も残念な結果に…「決勝での挽回を目指してデータを解析する」
14日(土)に行われたF1中国GP公式予選を終えて、ホンダF1プロジェクトの現場を統括する田辺豊治テクニカル・ディレクターがセッションを振り返った。
前戦バーレーンGPではピエール・ガスリーがQ3に進出し、表彰台まで後一歩となる4位入賞を果たす等、驚異的な結果を残したトロロッソ・ホンダであったが、今週末の上海では一転。全セッションで厳しい結果となっている。
前回の立役者ガスリーはQ1敗退を喫し17番手。ブレンドン・ハートレーは辛うじてQ2に進出したものの、ライバル勢と争うだけの速さはなく15番手でセッションを終えた。今回の不振の原因についてハートレーは、寒いコンディションが大きく影響しているのでは、との見解を示している。
予選を振り返った田辺は、パワーユニットはノートラブルで順調に機能しているだけに結果は残念、と語り、日曜の決勝に向けて万全の準備を整えていくと誓った。
決勝での挽回を目指してデータを解析する
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
ブレンドンは予選Q2に進出しよくやってくれましたが、全体的に言えばチームにとって残念な結果となりました。これまでのところ、パワーユニットはスムーズに機能していますが、明日の決勝で良いレースが出来るように、収集したデータを分析していきたいと思います。
2018年FIA F1世界選手権 第三戦中国GP決勝レースは、日本時間4月15日(日)15時10分から上海インターナショナル・サーキットで行われる。土曜は肌寒い一日となった上海だが、日曜は晴れが予想されており気温は20℃程度まで上がる予報となっている。