2025年シーズンのFIA-F1世界選手権第16戦イタリアGPが、9月5日のフリー走行で幕を開ける。ここでは開催日程や大会概要、週末の天気、さらに日本での視聴方法を整理する。

F1が世界選手権として始まった1950年以来、途切れることなく連続開催されているのはイタリアGPとイギリスGPのみであり、今季で76回目の開催を迎える。

赤き跳馬フェラーリの聖地であるモンツァでは、「ティフォシ」と呼ばれる熱狂的なフェラーリファンが作り出す独特の雰囲気が、毎年グランプリの大きな見どころとなっている。

前戦オランダGPでキャリア15戦目にして初表彰台を獲得したアイザック・ハジャー（レーシング・ブルズ）のレッドブル昇格を予想する声が高まる中、角田裕毅（レッドブル）はイタリアGPに先立ち、ローラン・メキーズがチーム代表として加わって以降の自身のパフォーマンスは「それほど悪くない」と述べ、残留に向けた決意を示した。

• 開催日程とタイムスケジュール
• 週末の天気
• フジテレビNEXT & DAZNの実況・解説陣
• 2025年F1イタリアGPの視聴方法
  • ニーズ別：3つのおすすめ視聴チャンネル
• モンツァ・サーキットの概要とレイアウト図
• 2024年大会の予選・決勝データ
• 2025年F1イタリアGPエントリーリスト

開催日程とタイムスケジュール

F1イタリアGP特集ページ

週末の天気

今週末のモンツァは、初日にやや大気が不安定になるものの、それ以降は安定した穏やかな天候が続く見通しだ。

フリー走行1回目が行われる金曜正午の降水確率は25％で、一時的に雨雲が通過する可能性がある。ただし夕方にかけて降水確率は下がっていくため、フリー走行2回目が雨に見舞われる可能性は低い。

土日はおおむね安定した天候が予想されており、予選と決勝はいずれもドライコンディションでの真っ向勝負が期待できそうだ。

フジテレビNEXT & DAZNの実況・解説陣

2025年F1イタリアGPの視聴方法

2025年F1イタリアGPは、フジテレビNEXTとDAZNの2つの有料チャンネルで、全セッションが生放送・ライブ配信される。両サービスともに再放送や見逃し配信を実施するが、地上波やBSでの無料放送はない。各セッション終了後には、F1公式YouTubeチャンネルでハイライト動画が公開される。ただし、いずれも英語のみとなる。

ニーズ別：3つのおすすめ視聴チャンネル

すでにCSアンテナが設置されている家庭であれば、F1放送の老舗、フジテレビNEXTの利用を検討する価値がある。月額2,409円（税込 / スカパー！基本料を含む）と、DAZNよりも安価で、遅延や配信トラブルのリスクが少ない点も魅力だ。

フジテレビNEXT

一方、CSアンテナを設置していない場合や、スマートフォンやパソコンなどで手軽に視聴したい場合には、DAZNが有力な選択肢となる。DAZNは本家サービスに加え、幾つかの外部プラットフォームでも視聴可能で、ユーザーの利用スタイルに応じた柔軟な選択肢が用意されている。

シーズンを通してF1を視聴したい場合は、本家DAZNの「年間プラン（一括払い）」が最も割安で、月額換算2,666円（税込）となる。コストパフォーマンスを重視するファンには特におすすめのプランだ。

本家DAZN

月額プランをご希望であれば、「DMM × DAZNホーダイ」がおすすめだ。DAZN以外にも動画サービス「DMM TV」や成人向けの「FANZA TV」など、膨大なコンテンツが利用可能。通常、両サービスを別々に契約すると月額4,750円が発生するが、このプランでは3,480円で利用できる。これは本家DAZNの月額プラン（4,200円）よりも割安だ。

DMM × DAZNホーダイ

各サービスを詳しく比較したい方は「F1視聴方法完全ガイド：DAZNとフジNEXT、知らないと損する選び方」を参照されたい。

モンツァ・サーキットの概要とレイアウト図

ラップタイムの77％、全長の80％がエンジン全開となる、F1カレンダー最速のサーキット。4本のストレートをコーナーでつないだシンプルなレイアウトを持つモンツァでは、スリップストリームの効果が極めて大きく、予選戦略に影響を及ぼすことが多い。

2024年大会の予選・決勝データ

2025年F1イタリアGPエントリーリスト

F1イタリアGP特集