黒いキャップとサングラスを着用し、ピットレーンに立つジャック・ハーベイ(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)、2026年4月28日(火) 第110回インディアナポリス500オープンテスト(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)
Courtesy Of Penske Entertainment

「人生が僕に、新たな闘いを突きつけた」 33歳ジャック・ハーヴィー、がん診断を告白

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インディカーに参戦する33歳のイギリス人ドライバー、ジャック・ハーヴィーが10月13日(火)、がんと診断されたことを公表した。診断の詳細は明かしていないが、2027年のレース参戦に向けた目標は変わらないと表明した。

ハーヴィー、がん公表「逃げずに闘う」

ハーヴィーはSNSに、「僕はキャリアを通じて、次の機会をつかむために闘ってきた。自分を証明するチャンスのために、またクルマに乗って、自分に何ができるかを示す機会のために」とつづった。

「進むべき道が明確だった時もあれば、そうでない時もたくさんあった。チャンスを勝ち取り、それを守るために闘い、思い通りにいかない時にも前に進む方法を学ばなきゃならなかった。でも、その間ずっと、闘う価値のあるものがあるという気持ちを失ったことは一度もない」

「そして人生が僕に、新たな闘いを突きつけた。最近、がんと診断された」

そのうえで、「僕はこれまでの人生で、挑戦から逃げたことは一度もない。今回もそれは変わらない。だからこそ…闘おう」と続けた。

2027年参戦へ意欲「目標は変わらない」

ハーヴィーは、フォーミュラBMWやイギリスF3選手権、F1への登竜門だったGP3シリーズなどを経て、2014年に渡米。インディ・ライツへの参戦を開始し、2017年のインディ500でインディカーデビューを果たした。

これまでにメイヤー・シャンク・レーシング、シュミット・ピーターソン・モータースポーツ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング、デイル・コイン・レーシングとチームを渡り歩き、2025年には米国のスポーツ専門メディア『FOX Sports』のリポーターとして新たな活動を開始。今季のインディ500にはドレイヤー&レインボールド・レーシングから出場した。

来季に向けてハーヴィーは、「2027年の僕の目標は変わらない。セント・ピーターズバーグ[※開幕戦]のグリッドに立つつもりだし、インディアナポリス500に向けて、5月にはもう一度レーシングカーに乗り込むつもりだ」と表明した。

ドレイヤー&レインボールド・レーシングも同日、声明を発表し、ハーヴィーはチームの同僚という関係を超えた大切な家族の一員だとし、がんとの闘いをチーム全体で支えるとした。また、ハーヴィーが回復に専念する間、プライバシーを尊重するよう求めた。