
最後尾フェルスタッペン、1周目だけで63台抜き。100人とのカート対決は予想を超える速さで決着
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、100人を相手に最後尾からスタートするカートイベント「Max vs 100」を制した。与えられた条件は30周または75分だったが、必要としたのはわずか13周、35分だった。
このイベントは、イギリスのシルバーストンに設けられた特設カートコースで2026年9月16日に行われた。101番手からスタートしたフェルスタッペンは、1周目だけで63台をオーバーテイク。接触やスピンが相次ぎ、黄旗も振られる混戦をすり抜けながら一気に順位を上げた。
参加したのはアスリート、コンテンツクリエイター、ジャーナリスト、著名人など100人。スタート直後から各所で接触が起きたが、フェルスタッペンはトラブルを避けながら前へ進んだ。
本人も、この1周目が勝負を大きく左右したと振り返った。
「最初の1周はかなりすごかったね。いろいろ起きていたし、何台かが引っかかっていたけど、僕はいつもうまく反対側へ行けたから、巻き込まれなかった」
「それで1周目に60人くらい抜けた。それがすごく大きかった」
Courtesy Of Red Bull Content Pool
「Max vs 100」で参加者のカートを次々と追い抜くマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2026年9月16日(水) シルバーストン特設カートコース
フェルスタッペンは開始から15分で7番手まで浮上した。その時点で先頭集団とは約15秒差だった。トップ3にはコースの一部をショートカットできる特別ルール「ファストラップ」が与えられていたが、それでもフェルスタッペンは急速に差を縮めていった。
最終的には13周目にトップに浮上し、設定されていた75分を大幅に残して100台抜きを完了した。
4度のF1王者はこれまでに71勝を挙げてきた。その中で今回の結果をどこに位置づけるかと聞かれると、冗談交じりにこう答えた。
「これが今までで一番の勝利かもしれないね!」