ヘルメットを被るマックス・フェルスタッペン
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レッドブルF1 – 濡れた路面でのマシンバランスにかなりの自信…2017年F1中国GP初日コメント

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レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドがF1中国グランプリ初日を振り返りコメントを発表した。天候の問題によってFP1は20分の走行にとどまり、FP2に至っては全く走行することができなかった初日のフリー走行。フェルスタッペンはウェットコンディションでのマシンが「かなり良い」と語っており、雨が予想されている日曜の決勝に対して自信をみせている。

マックス・フェルスタッペン
FP1:1位/1:50.491, FP2:セッション中止

「今日は天気に煩わされた一日だったね。おかげで2周しかできなかったよ。でも1番手タイムだったしそれはポジティブなことだね。僕らはオーストラリア以降、マシンのテストは何も出来ていないんだ。望んでたタイムを得られなかったのは残念だよ。おまけにデータも収集できなかった。今日走れなかったのは、単に天気が悪くてヘリが飛べなかったせいだってわかってるよ。ヘリは万が一の場合に絶対必要なものだからね」

濡れた路面でのマシンバランスはかなりいい感じだったよ。でも、フェラーリとメルセデスが走ってないから競争力の比較はできないね。明日は天気がよくなるみたいだから、ドライコンディションで走行できるんじゃないかな。予選に向けていくつか新しいことを試すつもりなんだ。今大事なのは周回数を稼ぐことで、多けりゃ多いほど良い。明日はみんな、今日の走行不足を補うためにガンガン走るだろうから、ファンのみんなにとって良い一日になるんじゃないかな」

ダニエル・リカルド
FP1:8位/1:54.038, FP2:セッション中止

「FP2では全く走れなかったから本当に残念だよ。午前中は数周だけは走れたんだけどね。ドライバーにとってはもちろんだけど、今日僕らをサポートしてくれたファンにとっても残念な1日になってしまったね。同時に、僕は今日何が起こったのか理解してるし、安全第一だから、今日の判断を支持してるよ」

「コースの状態は良好だったよ。でも万が一誰かが事故に巻き込まれた時に、ヘリコプターで病院に輸送できなかったら一大事だからね。天気予報では明日の方が少し天気が良いみたいだから、日曜の決勝に備えて練習走行できるといいな。まだ誰もウェットコンディションでちゃんと走行してないから、もし日曜に雨が降ったりすると凄く面白いレースになるかもね。準備はできてるよ」


各セッションの詳しい状況は中国GP《FP1》ダイジェスト中国GP《FP2》ダイジェストをご覧いただきたい。予選までに残された最後のセッションとなるFP3は、日本時間の4月8日(土)13:00からスタートが予定されている。

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