フェラーリのテクニカルディレクターを務めるマッティア・ビノットcopyright Ferrari S.p.A.

フェラーリF1、アリバベーネを更迭し新代表にビノット起用を決定か

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イタリア紙が7日に報じたところによれば、スクーデリア・フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表が更迭され、後任にマッティア・ビノットの昇格が決定したという。チームからの公式発表はないものの、伊Gazzetta dello Sportは一両日中に公表されるとしている。追記:同日正式発表された

パワーユニット開発で大幅な性能向上に成功した跳ね馬は昨年、グリッド上で最も速いマシンを手にしながらも、戦術を含めたチームオペレーションの拙さが一因となって、再びメルセデスに敗れ去った。その責任の所在を巡り、シーズン途中よりチーム内抗争が勃発。チーフテクニカルオフィサーを務めるマッティア・ビノットがアリバベーネ代表に対して反旗を翻したみられていた。ビノットはPU開発を主導。パフォーマンス向上に大きな役割を果たしたとされる。

フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表
© Ferrari S.p.A. / マウリツィオ・アリバベーネ代表

アリバベーネは、長年に渡ってフェラーリの冠スポンサーであったフィリップ・モリスの副社長を務めた後、2014年に成績不振の責任を取る形で解雇されたマルコ・マティアッチの後任として現職に就任。以降4シーズンに渡ってマラネロのチームを率いてきた。

2016年こそレッドブル・レーシングにコンストラクター2位の座を明け渡したものの、翌年以降はランキングリーダーとのギャップを縮小。2008年以来となるチャンピオンシップ制覇に期待が持てる程の躍進を果たした。だが、先述のように昨シーズンは失策が目立った事に加えて、全幅の信頼を寄せていたセルジオ・マルキオンネ会長が死去。不穏な風が吹き始めていた。

昨年末、確執が原因でビノットがチームを離脱するとの噂が流れた事に対してアリバベーネは、根拠のない”フェイクニュース”だと一蹴。自身を含めてマラネロから去る人材はいないと強調していた。アリバベーネ更迭の決定は、フェラーリのジョン・エルカン会長直々に下されたと報じられている。

再来月の7日に62歳の誕生日を迎えるアリバベーネは、イタリア・トリノをホームタウンとするセリエAの強豪ユベントスの経営の参画するのではと噂されている。