
マッティア・ビノット
人物データ
名前 | マッティア・ビノット / Mattia Binotto |
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国籍 | スイス |
出身地 | ローザンヌ |
生年月日 | 1969年11月03日 / 53歳 |
マッティア・ビノット(Mattia Binotto)は、1969年11月3日スイス・ローザンヌ生まれのF1エンジニア。1995年にテストエンジン・エンジニアとしてスクーデリア・フェラーリに入社、同チームの最高技術責任者(CTO)を務めた後、2019年1月7日にマウリツィオ・アリバベーネの後任としてチーム代表就任が発表された。
1994年にローザンヌ工科大学で機械工学を卒業後、イタリアで最も古い大学の一つであるモデナ・レッジョ・エミリア大学で自動車工学の修士課程を修了した。1995年にスクーデリアのテストチームに参画した後、1997年から2003年にかけてレースチーム部門に加入。ミハエル・シューマッハの栄光の時代を支えた。
2004年にはレースエンジン・エンジニアに昇格、2007年には主任技術者(チーフエンジニア)に抜擢され、レース、エンジン組立の責任者を務めた。2009年にはエンジン部門とKERS部門のトップに、2013年10月にはエンジン及びエレクトロニクス部門の副代表に就任、1.6リッターV6パワーユニット開発を主導した。
2016年7月27日、メルセデスへ移籍したジェームズ・アリソンの後任として、フェラーリF1チームの最高技術責任者に就任。翌17年と18年のパフォーマンス向上に大きな役割を果たし、2019年にチーム代表の座に上り詰めた。