ヘルメットを被り壁にもたれかかるルイス・ハミルトン
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ルイス・ハミルトン、F1バーレーンGP決勝で5グリッド降格ペナルティ

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ルイス・ハミルトン(Mercedes)は、4月8日(日)のF1バーレーンGP決勝レースで5グリッド降格ペナルティが科せられる。初日フリー走行終了後にギアボックスに問題が見つかった。

メルセデスによれば、ギアボックス内でオイル漏れが発生していたとの事であり、前戦開幕オーストラリアの時から発生していたようだ。幸いにもメルボルンの際には表面化する事なく、ハミルトンは2位で無事チェッカーを受けている。

コスト削減の一環として、レギュレーションは「各ドライバーは、1つのギアボックスを最低6つの連続したイベントに対して使用すること」と定めており、予定されていないギアボックスの変更は5グリッド降格ペナルティーの対象となる。

初日セッションは宿敵スクーデリア・フェラーリ勢が1-2を決め、バルテリ・ボッタスが0.563秒遅れの3番手、ハミルトンが0.655遅れの4番手という結果だった。ハミルトンはセッション終了直後に以下のように語り、表面的なギャップほど大きな差はないと示唆した。

「特に変わったことはなかったよ。全てのプログラムを消化できたし。全チームがすごく接近してるように見えるね。やるべき事、試してみるべき事があるのは間違いない。まずはそれをやってみて、どうなるかを見てみるつもりだよ」

「タイヤは良かった。ここ数年はずっとそうだったけど、ここでのタイヤの感触はずっと良いんだよね。安定しているし、デグラデーションも少ないし。コースは唯でさえ最高だし、夜は本当に素晴らしい。バーレーンのホスピタリティは何処にも負けないレベルだし、滞在してて楽しいし、仕事をするにも最高の場所だよ」

勝てるはずの勝負を落とした開幕戦に引き続いての不運、昨年のF1ワールドチャンピオンは厳しいシーズンスタートを強いられている。

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