クラッシュで15位に沈んだフェルスタッペン「突然エンジンパワーが跳ね上がった」
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGP予選でのクラッシュは、コーナリング中に突然エンジンパワーが跳ね上がった事が原因であったと明かした。
予選最初のセッションで2コーナーからトラクションをかけて加速していたフェルスタッペン、突如マシンのリアを滑らせコース外側のタイヤバリアに激突した。左フロントのサスペンションを破損する等してマシンは走行不能に、そのままセッションを終えた。
エンジンパワーが跳ね上がりクラッシュ
マックス・フェルスタッペン予選: 15位, FP3: 2位
Q1での一件にはかなり驚いたよ。原因がまだ分からないから詳しくは話せないけど、データ上で確認するとエンジンパワーが突然跳ね上がってるんだ。オフだったスイッチがオンになった感じって言うのかな。コーナを通過していたら、急に150馬力位プラスされたようなそんな感じだったんだ、そんな事事前に予想なんてできないわけで、リアのコントロールを失いスピンしちゃったんだよ。
左フロントが少しダメージを受けた位だったから、明日に向けてさほど心配してはいないよ。クラッシュして予選がパーになったのはもちろん悔しいんだけど、マシンにこれだけの速さがあるのに明日のレースで難しい状況に追い込まれた事が残念だよ。
とは言え、ここはオーバーテイクができるサーキットだしレースペースも良い。最初のスティントを問題なく無事に切り抜けて他のマシンを大量に追い抜ければ、きっとエキサイティングなレースになるはずさ。ただし、ちょっとばかり運が必要だね。セーフティカーが出れば隊列が縮まるし幾らか助けになると思う。マシンが速いのは何時だって良いことだよ。
2018年第二戦F1バーレーンGP決勝レースは、日本時間9日(月)0時10分にスタート。全長5,412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事で争う。昨年のレースは3番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテル(Ferrari)がシーズン2勝目を挙げ、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢が続く結果となった。