2025年F1バーレーンGP《予選》ハイライト動画:ピアストリが今季複数ポール一番乗り、角田は昇格後初のQ3進出

  • Published:

現地4月12日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2025年FIA-F1世界選手権第4戦、バーレーングランプリの予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が今季2度目のポールポジションを獲得した。角田裕毅(レッドブル)はQ3進出を果たし、10番グリッドを持ち帰った。

予選:ハイライト動画

週末全てのプラクティス、そしてQ1・Q2を制するなど、圧倒的なアドバンテージを見せつけていたマクラーレンだが、ランド・ノリスはターン1でミスを犯すなど精彩を欠き、タイトル争いのライバル、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を1つ上回る6番手に留まった。

メルセデス勢は、ジョージ・ラッセルがピアストリに0.168秒差の2番手を獲得。新人アンドレア・キミ・アントネッリもキャリア最上位となる4番手を記録したが、予選後、ピットレーン規定違反により、各々が1グリッド降格ペナルティを科された。

エステバン・オコン(ハース)はQ2序盤、ターン2の出口でバランスを失い、カウンターステアで体勢を立て直そうとしたが間に合わず、車体後方からターン3のバリアに衝突。セッション残り11分1秒で赤旗が提示された。

Q2で角田は、赤旗の影響で新品ソフトタイヤを1セット無駄にする不運に見舞われたが、セッション終盤の最終アタックで意地の走りを見せ、10番手タイムを記録。フェルスタッペンに0.209秒差まで迫り、ギリギリでQ3進出を果たした。

2025年F1バーレーンGP-予選ハイライト動画-2025年4月12日バーレーン・インターナショナル・サーキット

2025年FバーレーンGP《予選》結果

フリー走行3:ハイライト動画

ピアストリが1分31秒646の最速タイムを記録。僚友ノリスを0.668秒もの大差で退けた。角田裕毅は、アタックラップ中にターン4でラインを外してしまい、新品ソフトタイヤでの計測を完了できず、20番手最下位に終わった。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はアンチストールによりターン8でストップ。これにより、バーチャル・セーフティーカー(VSC)が一時導入された。さらに、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリアビューミラーが外れて飛ぶという珍しいトラブルも発生した。

2025年F1バーレーンGP-FP3ハイライト動画-2025年4月12日バーレーン・インターナショナル・サーキット

2025年F1バーレーンGP《FP3》結果


2025年F1バーレーンGPの決勝レースは日本時間4月14日(月)0時からフォーメーションラップが開始され、1周5.412 mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1バーレーンGP特集