11番手ハートレー、走行を妨害した鳥を恨む「フロントウイングが破損、タイヤも失った」
第二戦F1バーレーンGP予選で惜しくもQ3進出を逃し11番手に終わったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、Q1で自身の走行を妨害した”鳥”に怒りをぶつけた。
ハートレーはQ1でのアタック中にコース上に舞い降りた鳥と接触、フロントウイングを破損するアクシデントに見舞われた。そのランは徒労に終わってしまい、貴重なタイヤを1セット失う事になった。
© ToroRosso、羽毛が残る壊れたウイング
新品のスーパーソフトを履き再びコースイン、無事にQ2に駒を進めたが、Q2でのアタックの最中に最終コーナーで痛恨のミス。コンマ1秒差でルノーのカルロス・サインツに破れ惜しくもQ3進出を逃した。
鳥のせいでフロントウイングが破損
ブレンドン・ハートレー予選: 11位, FP3: 11位
後少しのところでQ2進出を逃したメルボルンのデジャヴみたいになってしまった。今日はQ3に進むチャンスがあったのに!昨日の段階ではグリッド後方にいたわけで、正しい方向に向かって一歩前進したのは間違いないけどね。
チームが持ち込んだアップグレードは、タイムゲインという点で本当に意味のあるものだった。新しいエアロは本当に多くのパフォーマンスをもたらしてくれた。チームは本当に信じられない仕事をしたよ。僕は今日初めてこのパッケージを使ったから幾らか不利な部分もあったけど、最終的にQ3に限りなく近づけたし喜ばなきゃね。
チームのみんなは素晴らしい仕事をしてくれたと思うけど、ツイてない事に、予選の最初のセッションでタイヤを3セット使い切っちゃったんだ。鳥にぶつかってしまいフロントウイングが壊れてしまった。どんな鳥だったかは分からないけど、兎に角フロントウイングは壊されちゃったんだよ!今日は本当に後ちょっとだったのに…最終コーナーでちょっとミスがあったのも悔しいよ!
2018年第二戦F1バーレーンGP決勝レースは、日本時間9日(月)0時10分にスタート。全長5,412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事で争う。昨年のレースは3番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテル(Ferrari)がシーズン2勝目を挙げ、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢が続く結果となった。