ボッタス、通算5勝目で選手権をリード「ルイスと敬意を払ったバトルが出来た」F1アゼルバイジャンGP《決勝》
28日(日)に行われたF1第4戦アゼルバイジャンGP決勝を終えて、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがレース内容と週末を振り返った。ボッタスは見事な走りでポール・トゥ・ウインを成し遂げ、通算5勝目をマーした。
トト・ウォルフ代表は「このリザルトには本当に満足だ。バルテリが不運に見舞われた昨年のバクーの借りを返せて私も嬉しい」と語り、ボックスの勝利を喜んだ。
今季2勝目を上げたボッタスは87ポイントを獲得し、チームメイトのルイス・ハミルトンを抑えてドライバーズランキングをリードしている。
ルイスとは敬意を払ったバトルが出来た
バルデリ・ボッタス決勝: 1位, グリッド: 1番手
今日の勝利は本当にいい気分だ。ポールからスタートする時は、ドラマの少ない単調なレースになって欲しいと願うものなんだ。スタートは最高とは言いがたかった。この前の中国でホイールスピンしていただけに、ちょっと慎重になり過ぎたのかもね。
ルイスの方が良いスタートだった。サイド・バイ・サイドになりながらターン1からターン2へと向かっていった。お互いに相手に敬意を払った良いバトルだったし、ポジションをキープできて嬉しかった。今日のルイスは凄く速かったし、終盤には何度かプレッシャーを受ける状況だったから、ミスなく走らなければならなかった。
チェッカーを受けた後、「このチームはなんて素晴らしいんだ!」って無線で叫んでいた。現場とファクトリーの両方が本当に印象的な仕事をしている。みんなの事を心から誇らしく思ってる。このレベルを維持できるように頑張らなきゃね。
51周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウイン。通算5勝目を上げて優勝した。2位はルイス・ハミルトン。シルバーアローが4連連続1-2を達成した。3位表彰台にはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが滑り込んだ。