フェルスタッペン、バランス苦戦「リスクを取れなかった」2列目3番手からフェラーリに挑戦
11日(土)のF1アゼルバイジャンGP公式予選を3番手で終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、バランスに満足できず、リスクを取ってマシンを限界までプッシュできる状況になかったと明かした。
3番グリッドは2021年のスタートポジションと同じだ。今シーズンのドライバーズ選手権リーダーは未だ一度も、バクー市街地コースでフロントローに立ったことがない。
バランス苦戦「リスクを取れなかった」
マックス・フェルスタッペン予選: 3位 / FP3: 3位
ストリート・サーキットではいつも、かなりのリスクを取ってマシンを限界までプッシュすることになるけど、今日はそれができなかった。
ここでは良い前後バランスを見つけるのが難しく、ラップのアプローチが毎回、バラバラになってしまってるんだ。まだやるべきことがたくさんある。
ここはターン1までの距離がかなり短いけど、レースは長いし、何ができるか検討してみるよ。
フェラーリは何度も速いラップを刻んでいるし、ペースもよさそうだ。上手くプレッシャーを掛けられると良いんだけど。
バクーでのレースで色んな事が起こり得ることは過去に何度も証明されている。僕らとしては兎に角、落ち着いて、良いレースをすることに集中するだけさ。
2022年F1アゼルバイジャンGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が4戦連続となるポールポジションを獲得した。最前列2番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が並ぶ。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手から入賞を目指す。
決勝レースは日本時間6月12日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。