角田裕毅、”不完全”ながらも今季ベストの8番手!「ミスを経て最高の走りを決めた」と称賛するアルファタウリ
F1第8戦アゼルバイジャンGP公式予選に挑んだアルファタウリの角田裕毅はチームメイト共々、最終Q3に進出し、2名のF1ワールドチャンピオンを抑えて今季ベストとなる8番グリッドを手にした。
Q1で7番手を刻み、10番手ギリギリでQ3に進むと、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を従える堂々の8番手を刻んだ。6番手の僚友ピエール・ガスリーとのギャップは0.211秒だった。
- FP3:1分44秒964(16番手)
- Q1:1分43秒595(7番手)
- Q2:1分43秒376(10番手)
- Q3:1分43秒056(8番手)
予選での角田裕毅について車両パフォーマンス部門を率いるギヨーム・デゾトゥーは次のように振り返った。
「Q2は中古タイヤからスタートしたが、このレイアウトにおける我々のパッケージの競争力を引き続き示すことができた」
「Q2終盤のニュータイヤでの走行中、ユーキはミスをして壁に軽く接触した後、ターン2でロングに行ってしまったが幸いにもダメージはなく、セッションを続けることができた」
「セッション序盤でミスをしただけに、決して簡単なことではなかったが、ユーキは(Q3の)最終ラップで最高の走りを見せてくれた」
完璧とはいかなかった
角田裕毅
予選: 8位 / FP3: 16位
今日は良い1日になりました。予選には本当に満足しています。
Q3への進出に関しては少し運に恵まれた部分がありましたが、あのラップに関しては、古いタイヤセットだった事を考えれば良かったと思いますし、今日の自分のパフォーマンスには満足しています。
チームとして素晴らしい仕事ができたと思うので、みんなに心から感謝しています。明日もこのパフォーマンスを続け、2台揃ってポイント圏内でレースを終えられるよう取り組んでいきたいと思います。
予選P8
たくさんのことがあり完璧とはいかなかったですが明日に向けて悪くない位置、チーム共に頑張ります!P8 in an eventful Qauli today. Wasn’t as a clean as I would have liked but proud of the team and the result as it took everyone to get this💪 pic.twitter.com/Hd2X9TJvc8
— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) June 11, 2022
2022年F1アゼルバイジャンGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)が4戦連続となるポールポジションを獲得した。最前列2番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が並ぶ。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手から入賞を目指す。
決勝レースは日本時間6月12日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。