レースに向け準備するブレンドン・ハートレー、2018年F1オーストラリアGP
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最下位に終わったハートレー、2度もタイヤにトラブル「史上最悪のフラットスポット」

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25日(日)に行われた’18年シーズン開幕F1オーストラリアGP決勝レースを終えて、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがコメントを発表した。

16番グリッドスタートのハートレーは、ブラックアウト直後の1コーナーへのブレーキングの際、派手にタイヤをロックアップさせ開始早々に急遽ピットイン。曰く、キャリアの中で最も大きなフラットスポットであったという。

1周走っただけのウルトラソフトからソフトへと履き替えたハートレー。この時点でハートレーのレースはほぼ終了となったが、追い打ちをかけるように今度はパンクに見舞われた。

本来であれば40周近くまで引っ張れっるはずのソフトが僅か21周で履き替えを強いられ、ライバル勢が軒並み1ストップであったにも関わらず2度のピットストップを余儀なくされた。ハートレーのレースはチェッカーフラッグ前に既に終わっていた。

完走15台中15位の最下位となり、唯一のラップダウンという要らぬおまけまで付く始末。レースを終えたハートレーは、今日は僕の日じゃなかったんだろうね、と語り肩を落とした。

史上最悪のフラットスポット

ブレンドン・ハートレー決勝: 15位, グリッド: 16位

今日は僕にとって素晴らしいレースとはならなかった。スタート直後の1コーナーでブレーキをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。ピットインする以外に選択肢はなかったよ。あれは多分僕がこれまでに経験した中で一番酷いフラットスポットだったと思う。

その後の第二スティントではタイヤがパンクしてしまった。その影響だと思うけど、マシンのリアに少しダメージがあったように思う。ポイント獲得に向けての僕のレースはそこで終わりさ。その後はずっと一人ぼっちのレースになってしまった。今日はポイントが得られる日ではなかったんだろうね。


開幕を制したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。キミ・ライコネンが3位表彰台に上がり、跳馬がメルセデスを従えコンストラクターズ1位に躍り出た。2018年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGPは日本時間4月6日(金)20時からのフリー走行で幕を開ける。

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