ファンに手を振るピエール・ガスリー、2018年F1オーストラリアGP
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PU故障でリタイヤのガスリー「ネガティブに学び、ポジティブに目を向ける」

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25日(日)に行われた’18年シーズン開幕F1オーストラリアGP決勝レースを終えて、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがコメントを発表した。

最後尾スタートのガスリーは、オープニングラップでシャルル・ルクレール(Sauber)とセルゲイ・シロトキン(Williams)を抜き去り17番手にポジションを上げた。その後、マーカス・エリクソンがパワステのトラブルによってリタイヤした事で、6周目に16番手につけた。

悲劇が起きたのは13周目。シケインで縁石に乗り上げた直後、マシンのリアから白煙が上がりそのままピットイン、マシンを降りた。ホンダF1の田辺テクニカル・ディレクターは、MGU-Hのトラブルであった事を明かした

開幕戦からリタイヤという厳しい結果を強いられたガスリーは肩を落とすも、次戦バーレーンGPを見据えて前向きに進んでいく必要があると述べた。

ネガティブに学び、ポジティブに目を向ける

ピエール・ガスリー決勝: リタイヤ, グリッド: 20位

僕にとっては残念なシーズンの始まりになってしまった。12コーナーを抜けた直後に、エンジンが突然シャットダウンしたんだ。その後復活したんだけど、スピードが出なくてアップシフトも出来なくなってしまった。ピットに戻ったところ、マシンを停めるように言われた。テストの時は何も問題がなかっただけに残念だよ。

最初のレースでトラブルが出てしまったんだから、チームの誰もががっかりしているはずさ。でもバーレーンGPで挽回するために、ネガティブな部分から学び、ポジティブな点に目を向けないとね。


開幕を制したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。キミ・ライコネンが3位表彰台に上がり、跳馬がメルセデスを従えコンストラクターズ1位に躍り出た。2018年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGPは日本時間4月6日(金)20時からのフリー走行で幕を開ける。

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