ウィリアムズ、トロ・ロッソ従え14番手獲得も「理想的とは言えない」
24日に行われた開幕F1オーストラリアGP公式予選を終えて、ウィリアムズのランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンがコメントを発表した。
今季グリッドで正真正銘のルーキーであるシロトキンは、Q1の2回目のアタック中にセクター2でミスを犯し19番手に沈んだ。2年目のストロールはQ2に進出したが、3コーナーのブレーキングでミスをし14番手に留まった。トロ・ロッソ二台とフォース・インディア一台を従えた事は大きな成果と言えそうだが、ストロールは順位に満足していないと主張する。
技術部門の責任者を務めるパディ・ロウはマシンに十分な速さがない事を認めた上で、まずは25日の決勝レースでダブル完走を目指すことが重要との認識を示した。
より上のポジションが相応しい
ランス・ストロール予選: 14位, FP3: 14位
バルセロナの翌週であれば14位でも満足できたけど、予選Q2の2回目のアタックではもっと改善できたはずだから、理想的とは言えない結果だよ。最終セクターを走っていた時に少し邪魔がはいったんだ。タイヤに熱が入れられず、フロントが冷えたのが痛かった。マシンの感触は良かったから、もう少し上にいけると思ったんだけど。コンディションがどうなるかによるけど、ポイント争いは可能だと思う。
セルゲイ・シロトキン予選: 19位, FP3: 13位
FP3から予選にかけての変化が大きかった。もう少しマシンから引き出せるものがあったはずなんだけど、上手くやれなかった。シーズンは長いから、前進するために何をすべきなのかを知るためにも分析が必要だ。ポジティブな気持ちでいないとね。徐々に学びながら前を目指すよ。
2018年FIA F1世界選手権開幕オーストラリアGP決勝レースは日本時間3月25日(日)14時10分から、追い抜きの難しいアルバート・パーク・サーキットで行われる。