ヤス・マリーナ・サーキットを走行するレッドブル・ホンダRB16、2020年F1アブダビGPフリー走行にてcopyright Red Bull Content Pool

フェルスタッペン、今季最後の練習走行で最速…レッドブル・ホンダ1-2体制で予選へ / F1アブダビGP《FP3》結果とダイジェスト

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2020年シーズン最後のプラクティス、F1第17戦アブダビGP土曜3回目のフリー走行が12月12日に60分間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットで行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがFP1に続いて全体ベストを記録した。

フェルスタッペンは新品ソフトを2セット投じて1分36秒251を記録。2番手には、無線で”酷いアンダーステア”を訴えていた僚友アレックス・アルボンがコンマ5秒落ちで続き、レッドブル・ホンダが1-2体制で公式予選に臨む結果となった。

ミルトンキーンズのチームの後には、「ルノー」の看板を掲げての最後の週末に臨むエンストンのチームの2台が続いた。ダニエル・リカルドは最速フェルスタッペンからコンマ6秒遅れの3番手、エステバン・オコンは僚友から1000分の22秒遅れの4番手タイムをマークした。

グランプリ2日目を迎えた現地ヤス島も晴天に恵まれ、予選前最後のセッションは気温24.5℃、路面37.9℃のドライコンディションでスタートした。予選・決勝のコンディションとは大きく異るため、グリーンフラッグを迎えてもコースに出るマシンはなく、残り45分を切るまでピットにエキゾーストノートが響き渡る事はなかった。

フロントロー最有力のメルセデス勢は、ルイス・ハミルトンが6番手、バルテリ・ボッタスが9番手でクルマを降りた。トップスピード的にはグリッド後方に沈んでおり、エンジンを低出力モードで運用していたものと見られる。また挙動を見る限り、燃料を多く積んだ状態で計測を実施した可能性がある。いずれにせよ、予選でこの位置に留まる事は期待できない。

誰もがソフトコンパウンドで走行を重ねた一方、興味深い事にランド・ノリス(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシングポイント)のみがミディアムタイヤを履いてコースに入った。原則的に殆どのチームが予選・決勝用にミディアムを温存しているため、この2台は他とは異なる戦略を検討している可能性がありそうだ。

エンジントラブルにより車体が燃えたキミ・ライコネンは、驚くべき事にサバイバルセルの交換が必要なく、幾つかのパーツを変更した火災時のシャシーそのままでセッションに臨んだ。アルファロメオは今回もQ2進出ギリギリラインを彷徨っており、アントニオ・ジョビナッツィが16番手、ライコネンが17番手でセッションを終えた。

初日からの遅れを取り戻すべく最後のプラクティスに臨んだアルファタウリ・ホンダ勢は、トップ10圏内には届かずフェラーリの2台と交互に並んだ。ダニール・クビアトはシャルル・ルクレールを1000分の4秒差で抑える11番手、ピエール・ガスリーはセバスチャン・ベッテルをコンマ3秒差で振り切る13番手に付けた。

2020年F1アブダビグランプリ公式予選は、日本時間12月12日(土)22時から全3ラウンド、計1時間に渡ってヤス・マリーナ・サーキットにて行われる。

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