ホンダF1の長谷川祐介
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「旧型エンジンでもポイント獲得は可能」と主張するホンダF1長谷川 / F1オーストリアGP 2017《予選後》

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第9戦F1オーストリアGP予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、ストフェル・バンドーンが13番手と、目標としていた2台揃ってのQ3進出を果たせなかったマクラーレン・ホンダ。ホンダのF1総責任者である長谷川祐介は失望の色を隠さないものの、2台ともが決勝でポイントを獲得できるだけの速さがあると主張する。

土曜午前の3回目のフリー走行から、フェルナンド・アロンソはパワーの劣る旧型のスペック2エンジンでの走行を強いられていた。金曜の2回目のフリー走行後に、熱エネルギーの回生を司るMGU-Hに問題が見つかったため、やむを得ずエンジン全体を古いものに交換したためだ。

問題のMGU-Hを交換してしまうと、アロンソはグリッド降格ペナルティを科せられてしまう。そのため、チームは新型エンジンの性能とグリッド降格によるハンデを天秤にかけ、降格によるダメージの方が大きいとの判断に至ったようだ。

ホンダF1:予選後コメント

長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者

2台ともが予選Q3に進出し、決勝で価値あるポイントを獲得する事を目指して、私たちは今週2つのSpec3パワーユニットを持ち込みました。しかしながら、昨日のFP2の後にフェルナンドのマシンのMGU-Hに問題が見つかったため、ペナルティーを避けるべくSpec2エンジンに載せ替える必要に迫られてしまいました。

フェルナンドが予選で素晴らしいパフォーマンスを見せていただけに、彼がQ3で戦うことができなかった事にガッカリしています。

ストフェルは今日もSpec3エンジンで走りました。彼がこのサーキットでかなり良い感触を持っている事は明らかですし、フェルナンドとのギャップも接近していました。彼がトップ10入りできなかったのは残念なのですが、その一方で心強く思っています。

とは言え、私はいずれのマシンもポイントを取れるだけの速さがあると考えています。我々としては、明日の天気が不安定なものになることを期待しています。よく知られている通り、ここでのレースは何が起きても不思議ではありません。あらゆるチャンスを活かしてポイントを獲得できればと思っています。


2017年第9戦F1オーストリアGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1オーストリアGP特設ページを参照されたい。

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